ゲーム業界タブロイド
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HD振動のヒミツ
任天堂公式HPにて、Switchのコントローラ(Joy-Con)に搭載されている機能「HD振動」の仕組みが解説されています。
https://topics.nintendo.co.jp/c/article/73d9531a-6bbe-11e7-8cda-063b7ac45a6d.html

現在、多くのゲームコントローラには振動機能が備わっており、
ゲームキャラクターがダメージを受けた時などにコントローラが振動することで、臨場感を増す効果があります。
一方、Joy-ConのHD振動は、他ハードのコントローラよりも更に繊細な動きを実現しています。
Switchソフトの1-2-Switchは、HD振動の魅力を最大限に感じられるタイトルです。

Joy-Conには、非常に細かな振動を発生させる「リニア振動モーター」という装置が内蔵されており、
この装置がHD振動を生み出しているとのことです。
筆者は今回、HD振動の仕組みを初めて知ったので、非常に興味深かったです。

Switchは、据え置き機と携帯機の両方で使える点ばかりが注目されがちですが、
このHD振動機能も、それに負けないぐらいの大きな特徴だと思います。
1-2-Switchのように、HD振動を活かしたタイトルがもっと発売されるようになれば、
Switch市場は更に盛り上がるのではないでしょうか。

2017年第32週 週間販売ランキング
2017年7月31日~8月6日(メディアクリエイト調べ)
http://www.4gamer.net/games/117/G011794/20170809059/

今週も、ドラクエ11がワンツーフイニッシュを決めています。
3DS版が約30万本、PS4版が約20万本、合計で50万本を販売しており、累計販売本数は260万本となりました。
歴代のドラクエシリーズの売上げを踏まえると、概ね300万本以上が合格ラインだと思いますが、
このペースだと、近い内にクリアすることは確実です。
初代の発売から30年以上が経ちましたが、ドラクエ人気は未だ健在と言えるでしょう。

3位はスプラトゥーン2。
相変わらずSwitch本体は品薄続きですが、そんな状況でも7万本以上販売しているのはすごいことです。
累計販売本数は約80万本を超えており、そう遠くない内に、Switch初のミリオンタイトルが誕生することになりそうです。



Vita 4773

今週は、Vitaソフトはマインクラフトしかランクインしていませんが、相変わらず本体は4000台の壁を割っていないです。
Switchはスプラトゥーン2、3DS&PS4はドラクエ効果で大きく盛り上がっていますが、
Vitaにも本体を牽引するようなビッグタイトルが発売されないものでしょうかねぇ…。

Switchの発売前と現在
任天堂が3月3日に発売したSwitchは、発売直後から品薄続きで、5ヶ月以上経った現在でも解消されていません。
正直なところ、発売前はこれだけ人気になるとは思っていませんでした。

以前に当ブログでも記述しましたが、Switchの予約開始日である1月21日、
筆者は朝から用事があったため、夜になってようやくゲームショップに行けたのですが、
あっさり予約出来て拍子抜けした、ということがありました。
お店の人に話を聞いた感じでは、その後も1~2日ぐらいは予約可能だったようです。
現在の品薄具合からすると、2~3日もの間、予約に余裕があったというのは考えられません。
つまり、Switchは発売前はあまり期待されていなかったのに、発売後にその魅力が広まり人気が出たということです。

最初にSwitch本体を牽引したのは、本体と同日に発売された、ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド (以下BOW)でした。
シリーズ初となるオープンワールドで繰り広げられるゼルダBOWは、
ゼルダシリーズのみならず、歴代のゲーム業界でもトップクラスの完成度に仕上がっていました。
その評判の良さから、初期のSwitch市場を大いに盛り上げました。

その次にSwitchを牽引したのは、5月29日に発売されたマリオカート8デラックス(以下DX)です。
マリカシリーズは、複数人が集まって楽しめるパーティーゲームとして最適です。
一人用のゼルダBOWでまずコアなユーザーを取り込み、続くマリカ8DXでライトユーザーへアピールするという、
任天堂の戦略が上手くはまったと言えるでしょう。

実際のところ、ゼルダBOWはWiiU版も発売されていますし、マリカ8DXもWiiUで発売されたマリオカート8の移植+α版です。
ということは、Switchを持っていなくても、ほぼ同じゲームはWiiUで遊べるということであり、
そんなゼルダBOWとマリカ8DXが、Switch本体を大きく牽引しているというのは、中々興味深いです。
おそらく、WiiUがあまり売れていなかったため、ゼルダBOWもマリカ8DXも、
実質的にはSwitch専用タイトルのようになっていたのかもしれません。

そして、7月21に発売されたスプラトゥーン2で、Switch市場は最高潮に達しました。
前作のスプラトゥーンは、普及していないWiiUで発売されたにも関わらず、累計約150万本という大ヒットを記録しています。
それ故に、続編となるスプラトゥーン2の前評判は極めて高く、Switch初期の最大のタイトルになると予想されていました。
その期待に応えるかのように、スプラトゥーン2は発売初週から67万本という好スタートを切っており、
同週のSwitch本体は10万台近くを販売しています。

こうして見ると、Switchは発売からこれまで、短いスパンで次々と有力タイトルが投入されていることがわかります。
それが現在のSwitchの人気に繋がっていることは間違いありません。

このように、新ハードの発売初期からハードを牽引出来るのは、任天堂ぐらいのものです。
サードパーティーが、新ハードの発売1年目からビッグタイトルを出すのは難しいですし、
かといって自社ソフトの弱いソニー(及びマイクロソフト)では、自らハードを盛り上げるのは不可能に近いです。
自社ソフトの力でハードを普及させられるという点が、任天堂の強みでしょう。

ちなみに、10月27日にはマリオシリーズの最新作、スーパーマリオオデッセイの発売が予定されています。
マリオオデッセイの発売で、Switch市場は更に盛り上がっていくのではないでしょうか。

ドラクエ11 出荷+DLが300万本を突破
スクウェア・エニックスは、7月29日に発売したドラクエ11について、
出荷本数とダウンロード数を合わせて300万本を突破したことを発表しました。
http://www.jp.square-enix.com/company/ja/news/2017/html/b0aaf83e34f8f72d718eeeefca96ca04.html

出荷数とダウンロード数を一緒にすることには違和感がありますが、
日本のゲーム業界には返品制度がないため、メーカーにとって出荷数は販売数と同義なので、
こうした発表も有りなのかもしれません。
何にせよ、ドラクエ11は発売初週から200万本以上を販売する好スタートを切っているので、
実売での300万本達成もそう遠くはないでしょう。

家庭用ゲーム市場の縮小が続いている中で、ドラクエ11がこれだけ成功出来たのは、
3DSとPS4の2バージョンを発売したことが上手くいったからと考えられます。

3DS版は、スーパーファミコン時代を思わせる2Dのドット画が特徴です。
筆者のようなファミコン時代からのドラクエファンにとって、このグラフィックは非常に懐かしく感じられます。
世の中のゲームの大半が3Dになり、グラフィックも大幅に進化している状況で、
こんな古臭い表現が許される(むしろ好意的に受け止められている)というのは、ドラクエならではの現象だと思います。
また、携帯機故に、どこでも気軽に遊べるという点も魅力的です。

そしてPS4版は、PS4の性能を活かしたハイエンドなグラフィックが売りです。
その美しさは歴代のドラクエシリーズでも最高峰であり、とても3DS版と同じゲームとは思えない程です。

つまり、ドラクエ11は3DSとPS4の2つのハードで発売したことで、
昔からのユーザーと、最新のゲームに慣れ親しんでいるユーザーの、両方からの支持を集められたということです。
おそらく、3DSの独占だった場合では、初週販売本数は200万本に届いていなかった気がしますし、
かといってPS4だけでもダメだったでしょう。
多くのユーザーの声に応えたからこそ、ドラクエ11はこれだけの売上げを記録出来たのだと思います。

まあ、スクウェア・エニックスとしては、実質的にソフトを2本分開発しているわけで、
そのコストなどを踏まえれば、単純な売上げ数だけ見て喜ぶのは問題です。
とはいえ、ドラクエブランドをより強固に出来たことの意味は大きいです。

ドラクエ11効果で、3DSやPS4市場が盛り上がっていけば、ゲーム市場の状況も改善されていくのではないでしょうか。

ドラクエ ロト3部作 3DSとPS4で配信
スクウェア・エニックスは、3DS及びPS4向けに、ドラクエ1・2・3をダウンロード配信することを発表しました。
配信日と価格は、1が8月10日で600円、2も同じく8月10日で850円、3は8月末に1500円、となっています。
なお、内容はスマホ版の移植とのことです。
参考:4gamer
http://www.4gamer.net/games/390/G039011/20170806004/

実は家庭用ゲーム市場において、ドラクエの過去作がダウンロード配信されるのは初のことです。
意外に思われるかもしれませんが、バーチャルコンソールやPSアーカイブスでもドラクエが配信されたことはありません。
その理由としては、ドラクエシリーズはリメイクすれば100万本以上売れるので、
スクウェア・エニックスとしては、出来るだけ安売りはしたくないと考えていたようです。

ところで、これまでのドラクエは、最も売れているハードで最新作を発売するというのが通例でした。
しかし、最新作11は3DS版とPS4版の2バージョンを同時発売するという、異例の戦略がとられています。

ドラクエ11のマルチ展開や、これまで行ってなかった過去作のダウンロード配信が始まることからすると、
近年のドラクエは、より多くのユーザーに触れてもらうことを重視するスタンスに変わってきたようです。
家庭用ゲーム市場の縮小の影響で、ドラクエですら、こうした方針転換が必要になったということなのでしょう。
とはいえ、市場の動向に合わせて柔軟に対応出来るからこそ、ドラクエは未だ高い人気を保っていられるのだと思います。

ちなみに、今回の配信で、3DSはドラクエ1~11まで全てが遊べるハードになりました。
また、PSハードでロト3部作が遊べるようになるのは初です。
そういった意味でも、今回1~3が配信されることの価値は非常に大きいと感じます。

歴代 ドラクエ FF 売上げ比較
先月末に発売されたドラゴンクエスト11は、3DS版とPS4版を合わせて、
初週200万本超えという圧倒的な売上げを記録しました。
家庭用ゲーム市場の縮小ぶりを全く感じさせない、ドラクエ人気のすごさには驚かされます。

一方、ドラクエと並んで、日本の2大RPGと言われているファイナルファンタジー(以下FF)は、
最新作の15が累計100万本にも届かない程に、ブランド力が低下しています。
かつてのFF(7)は、PS1をトップハードへ導いた立役者であり、
ゲーム業界を大きく盛り上げたタイトルだったのですが、それが今では見る影もありません。

そこで、歴代のドラクエ&FFの売上げを、発売ハード毎に比較してみることにしました。
なお、オンライン作品は売上げが少なすぎて比較に相応しくないため、除外しています。

※PS2以降のデータはメディアクリエイト集計の累計販売(ドラクエ11のみ初週)データを参照、
 それ以前はメーカー発表の出荷本数を記載しています。

DQFF
ファミコン1150万本152万本
2240万本276万本
3380万本3140万本
4310万本
スーパー
ファミコン
5280万本4144万本
6319万本5245万本
6255万本
PS7410万本7400万本
8364万本
9279万本
PS28331万本10236万本
12225万本
DS/PS39415万本13191万本
3DS/PS411208万本1599万本

ドラクエは、3が爆発的なヒットを記録して以降、毎回ほぼ300万本を超える安定した売上げになっています。
一方のFFは、7を頂点とした綺麗な山なりになっています。
こうして見ると、ドラクエとFFでそれぞれ全く違う推移をしていることがわかります。

FFは7以降、ハイクオリティなムービーを挿入することばかりに拘って、
ゲーム部分がおざなりになっているという印象があります。
そうした開発者の自己満足なやり方が不評を買い、ユーザーに敬遠されるようになってきたと推測されます。

同一ハードでの売上げを比較した場合、PS時代こそドラクエとFFは肉薄していますが、
それ以外はドラクエ >>> FFといった感じで、正直2大RPGと言うのは御幣があるように思います。
とはいえ、FFは日本よりも海外の方が人気が高いのに対し、
ドラクエは日本以外の国は合計でも100万本程度しか売れないので、
世界全体で見れば、売上げはドラクエ <<< FFというのが実情です。

今後ドラクエは、日本での売上げを維持しつつ、海外展開に力を入れていくべきでしょう。
そしてFFは、日本で失墜しているブランド力を再び7の頃まで戻せるように、
開発者の心構えを一新していく必要があるのではないでしょうか。

マリオ 対象年齢10歳以上に?
10月27日に発売が予定されているSwitchソフト、スーパーマリオオデッセイ。
海外メディアGoNintendoによると、マリオオデッセイのアメリカでのレーティングは、
「10+」(10歳以上対象)になっているとのことです。(URL先英語注意)
https://gonintendo.com/stories/286591-super-mario-odyssey-gets-e10-rating

日本のゲーム業界には、CERO(コンピュータエンターテインメントレーティング機構)という組織があります。
CEROは、家庭用ゲーム市場で発売されるソフトの審査を行っており、
個々のゲームの内容=暴力性・ギャンブル性・セクシャル性などに応じて、
対象年齢を「全年齢対象」「12才以上対象」「18才以上のみ」といった具合に区分しています。
このレーティングはパッケージに表記されているので、親が子供にゲームを買い与える際の参考にする事が出来ます。
なお、日本で家庭用ゲームソフトを発売する場合、CEROの審査を受ける事は事実上必須となっています。

CEROと同じように、アメリカでもESRB(Entertainment Software Rating Board)という組織がレーティングを行っています。
これまでのマリオは、外伝的な作品は除くとして、シリーズ本編は「EVERYONE」(全年齢対象)しかありませんでした。
それだけに、マリオオデッセイが初めて10歳以上対象となったのは異例の事態です。

従来のマリオシリーズでは、キノコ王国などのファンタジーな世界を冒険するのが通例でしたが、
マリオオデッセイでは、実際のニューヨークを模したニュードンク・シティというステージがあります。
車が行き交う道路を走り回ったり、高いビルから飛び降りたりするのは、
今までのマリオではなかった描写であり、こうした行為を現実世界で子供が真似するのは非常に危険です。
特に、マリオオデッセイはいくらミスしてもゲームオーバーにならないことが発表されているので、
子供は余計にリスクを感じなくなっていると思われます。
こうした点が加味されて、マリオオデッセイは10歳以上対象になったのではないでしょうか。

まあ、実際のところレーティングはあくまでも目安でしかなく、法律的な制限などはないので、
10歳未満の子供がマリオオデッセイを買ったり遊ぶことは問題ありません。
とはいえ、老若男女問わず誰でも楽しめる作品だったマリオが10歳以上対象になったという、
そのマイナスイメージが売上げに影響を及ぼす可能性は否定出来ません。

現在好調な売上げ推移を見せているSwitchですが、
はたして、マリオオデッセイはSwitch市場を更に盛り上げていけるでしょうか。

2017年第31週 週間販売ランキング
2017年7月24日~7月30日(メディアクリエイト調べ)
http://www.4gamer.net/games/117/G011794/20170802062/

今週1位は、約115万本を販売した、3DS版のドラクエ11。
2位は95万本を販売したPS4版で、両機種合計で210万本という最高のスタートを切りました。
初週で200万本を超えた作品は、2010年9月18日発売のポケモンブラック/ホワイト(初週255万本)以来、約7年ぶりです。
つまりドラクエ11は、スマホゲームの台頭で家庭用ゲーム市場が縮小するようになって以降、
初めての初週200万本タイトルになったということです。
ドラクエ程の人気作にとっては、家庭用ゲーム市場の縮小なんて全く影響がないのかもしれません。

3位はスプラトゥーン2。
相変わらずSwitchは品薄続きですが、そんな状況で2週目に10万本以上売るというのはすごいことです。
現在、Switch本体の累計販売台数が128万台で、スプラトゥーン2が75万本なので、装着率は何と6割近いです。
スプラトゥーン2は販売本数的にはドラクエには及ばないものの、ユーザーの熱狂具合では負けていないと感じます。



Vita 4967

ドラクエ効果で3DSとPS4の売上げが激増し、イカによってSwitch本体の品薄具合が加速している中で、
何故か関係ないVitaがこっそりと売上げを伸ばしています。
ひょっとして、売上げが微妙に増えているのは、PS4版ドラクエ11をVitaでリモートプレイするためでしょうか。
ドラクエは、Vita本体すらも牽引しているのかもしれ…ませ…ん?

ドラクエ11 初週販売本数は208万本!
ファミ通は、7月29日に発売されたドラゴンクエスト11について、
3DS版とPS4版を合わせた初週販売本数が208万806本だったと発表しました。
内訳は、3DS版が113万468本、PS4版が95万338本とのことです。
なお、ハード販売台数は3DSが12万6790台、PS4が9万3954台と、ドラクエが大きく牽引する結果となっています。
https://www.famitsu.com/news/201708/02138908.html

縮小の続く家庭用ゲーム市場で、初週200万本以上を販売するとは、改めてドラクエ人気のすさまじさを感じました。
歴代のドラクエシリーズで最高の初動&累計販売本数を記録した9は初週233万本でしたから、
11はそれに匹敵する絶好調なスタートを切ったことになります。

特に、PS4版の95万本は大健闘と言えるでしょう。
現在、PS4ソフトで最も売れているのがファイナルファンタジー15の約99万本ですから、
ドラクエ11は来週にもこの数字を抜いてトップになり、PS4初のミリオンヒットを記録すると思われます。
ちなみに、PS4で3番目に売れているソフトは、メタルギアソリッドV ファントムペインの約43万本です。
ドラクエとファイナルファンタジーしか売れていないという、PS4の現状は大きな問題ですが、
ドラクエ効果で、今後は他のソフトも売れるようになるでしょうか。

ところで、ドラクエ11が3DS版>PS4版になるのは予想通りだったのですが、ハードも3DS>PS4になるとは意外でした。
3DSの累計販売台数は2200万台を超えており、既に欲しい人には行き渡ったかと思っていたのですが、
まだこれだけ売れるのは驚きです。
普段はゲームをやらないがドラクエだけは遊ぶ、というユーザーが相当多いということなのでしょう。

歴代の売上げ推移を見る限り、ドラクエの初動率は6割前後とあまり高くはないので、
初週で200万本以上販売した11は、累計では300万本を超えるのはほぼ間違いなさそうです。
今後更に売上げを伸ばして、ゲーム市場を大きく盛り上げてくれることを期待したいです。

任天堂の歴代ハード販売台数を振り返る 携帯機編
任天堂の公式HPに掲載されている、2017年6月末時点の歴代ハード&ソフト販売数。
今回は携帯機について記述します。
https://www.nintendo.co.jp/ir/finance/hard_soft/index.html

ハード名ハード販売数ソフト販売数
ゲームボーイ1億1869万台5億111万本
GBアドバンス8151万台3億7742万本
DS1億5402万台9億4857万本
3DS6708万台3億3510万本

1989年に発売された任天堂初の携帯ゲーム機、ゲームボーイ。
発売初期の頃は、スーパーマリオランドやテトリスなどのヒットで一定の普及を見せたものの、
1990年代半ばには売上げも落ち込み、終焉を迎えようとしていました。
そんな中、1996年に任天堂が発売したポケットモンスター赤/緑が爆発的な人気を獲得、
それに伴って多くのメーカーがゲームボーイ用ソフトを開発し、市場が再び勢い付くという稀有な現象が起こりました。
ゲームボーイカラーなどの新型機の発売もあったことで、
ゲームボーイは累計1億台を突破する大ヒットハードとなったのです。

その次世代機ゲームボーイアドバンスは、ポケモンシリーズやファミコンミニなどいくつかのヒット作はあったものの、
大きな盛り上がりはなかったという印象が強いです。
それでも、累計では8000万台を超えているところからも、任天堂の携帯機の強さが窺えます。
1990年代半ば~2000年代前半まで、任天堂の据え置きハードはソニーのPS・PS2に負けて苦しい状況でしたが、
それでも何とかやってこれたのは、ゲームボーイ及びゲームボーイアドバンスが頑張っていたことが大きいです。

ゲームボーイアドバンスの後継機は、任天堂ハードとして最大のヒットを記録したニンテンドーDSです。
二画面やタッチパネルなど独自の機能を備えたDSは、発売当初はそこまで売れ行きが好調ではなかったものの、
マイナーチェンジしたDSLiteの発売によって人気が爆発、
年末でもないのに毎週本体が20万台程度売れるというとてつもないヒットとなりました。
特に、脳トレをはじめとしたタッチジェネレーションシリーズは、
中年や高齢者など、普段ゲームに触れたことがない人にまで普及し、ゲーム人口の拡大に貢献しました。
その結果、累計販売台数は1億5000万台以上という、驚異的な数字を記録しています。
これは任天堂のみならず、PSなど他社も含めた、ゲーム業界における最高のハード販売台数です。

最大級のヒットとなったDSと比べると、現行機3DSの売上げは少々物足りないです。
ハード台数はDSの半分以下、ソフトは3分の1程度と、落ち込みが激しいです。
3DSは、日本市場では2200万台以上を販売する好調な推移になっているものの、
世界的にはまだまだ普及が充分ではないのが実情です。
今後、海外市場でどれだけ3DSの存在感を高めていけるか、任天堂の手腕が問われるでしょう。



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