ゲーム業界タブロイド
ゲーム業界についての様々な情報を掲載しています
02 | 2017/03 | 03
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

2017年第11週 週間販売ランキング
2017年3月6日~3月12日(メディアクリエイト調べ)
http://www.4gamer.net/games/117/G011794/20170314101/

今週1位は、約9万本を販売した、PS4版のゴーストリコン ワイルドランズ。
近年の洋ゲーは実写並のハイクオリティな作品が多いですが、
そのせいで、どのタイトルも見た目が似ていて中々区別が難しいです。
ゲーム内容も基本的に銃撃戦ばかりですし…。
昔と比べれば、日本でも随分と洋ゲーが受け入れられるようになってきたとはいえ、
もう少し差別化を図らないと、これ以上の発展は望めないかもしれません。

そして、発売2週目のSwitch本体は61998台と、先週から激減しています。
未だに品薄状態が続いているので、原因は出荷数が不足していることだとは思いますが、
何にせよ、物足りない数字であるのは否めません。
これは来週以降の売上げも不安です。



Vita 8398

いつも通りの推移に戻ったVita。
ちなみに、Vita市場を長らく牽引してきたマインクラフトは、
先週からランク外に落ちています(実はFF15もミリオン前に消えました)。
今はSwitchソフトが多くランクインしていますが、それが落ち着く頃にはまたマインクラフトが復活するのでしょうか。

仕事を読み解くキーワード25・26
任天堂は、公式HP内の「仕事を読み解くキーワード」のページを更新しました。
https://www.nintendo.co.jp/jobs/keyword/index.html#keytab02page

仕事を読み解くキーワードは、任天堂の社員が日々どのように仕事に取り組んでいるのかを語る企画です。
これまで1~24が公開されていましたが、今回新たに25(ファイアーエムブレムヒーローズ)と、
26(スーパーマリオラン)が加わりました。
どちらも任天堂のスマホ向け作品として話題となったタイトルです。

記事内では、ゲーム開発で注力した点や工夫について語られていますが、正直少々物足りない印象を受けます。
例えばファイアーエムブレムヒーローズは、
スマホで気軽に楽しめるように、1ステージを5~10分程度と短くしたとのことです。
この方針自体は良いと思いますが、ヒーローズ最大の特徴は任天堂初のガチャ課金システムを取り入れたことであって、
そこに一切触れていないのが、どうにもモヤッとします。

またスーパーマリオランでは、社外に持ち出してロケテストを行ったことで、
オフィスでのテストプレイでは気付けなかった問題を多く発見出来た、ということですが、
その具体的な問題点が記されていないので、何がどう改良されたのかわからないです。

おそらく、仕事を読み解くキーワードには文字数制限があって、長々と説明する余裕がないという事情があるのでしょう。
実際、過去の1~24を改めて確認しましたが、文章量はどれも概ね同じでした。
とはいえ、あまり短いと深い部分にまで触れられないので、結果的に表面的な解説で終わっているのが残念なところです。
まあ、この企画はあくまでも社員の活動を発表することが目的であって、
ゲームの開発秘話を期待するのは筋違いなのかもしれませんが…。

以前の任天堂は、社長の岩田聡氏が開発者へのインタビューを行う「社長が訊く」という名物企画を実施していました。
社長が訊くは、クリエイターの開発でのこだわりや裏話などが知れて、非常に興味深い内容になっていました。
しかし、2015年に岩田氏が亡くなって以降、社長が訊くは休止状態です
改めて任天堂には、社長が訊くに代わる、クリエイターの想いを語る場を作って欲しいと感じました。

パックマンから学ぶゲーム開発
バイト・仕事の魅力を伝えることを目的としたウェブマガジン、キャリアグルーヴにて、
パックマンの生みの親である岩谷徹氏のインタビューが掲載されています。
https://mpjob.jp/careergroove/%E5%B2%A9%E8%B0%B7%E5%BE%B9/

1980年にゲームセンターで稼働したナムコのパックマンは、
そのコミカルなデザインと、シンプルながらに奥深いゲーム性で、爆発的なヒットを記録しました。

パックマン開発の狙いは、ゲームセンターに女性を呼び込むことでした。
近年は大分女性も見かけるようになりましたが、当時はゲームセンターに女性が来ることなど滅多にありませんでした。
当ブログではもう口が酸っぱくなるぐらい語ってきましたが、
世の中の半数は女性なのに、その女性を軽視してゲームを開発するのは、非常にもったいないことです。
故に、親しみやすいユニークなデザインで女性を取り込んだ、岩谷氏の功績は大きいです。

そして岩谷氏は、パックマン以前に開発したジービーという作品の難易度が高すぎた点を反省していると語っています。
ゲーム開発でありがちなミスが、ユーザー目線に立っていないことです。
開発者は作品の内容を熟知していますし、何度も繰り返しプレイすることになるので、当然ゲームに慣れています。
ですから、開発者の感覚で難易度を設定すると、初めて触れるユーザーには難しすぎるという問題が起きるのです。
そうした経緯から、岩谷氏が後に開発したギャラガは調整に半年もかけたそうです。

余談ですが、任天堂は初代スーパーマリオ開発の際に、
最初のコースである1-1を一番最後に作ったらしく、これも難易度調整で失敗しないための工夫のようです。

なお岩谷氏は、最近のゲームクリエイターを目指す学生もユーザー目線が欠けていると、警鐘を鳴らしています。
ゲームしか知らないようでは新しい発想は生まれてこないので、色々と見聞を広めるのが重要ということです。
低迷の続くゲーム市場を盛り上げていくには、優秀な開発者の存在が不可欠なので、
ゲームクリエイターを目指す若い世代には、是非とも頑張ってほしいものです。

Switch 欧米では任天堂機として歴代最高のスタート
3月3日に、全世界同時発売された、任天堂の新ハードSwitch。
日本での初週販売台数は約33万台と、中々好調な売上げを記録しています。
その上海外での人気も上々なようで、アメリカ及びヨーロッパでは、
任天堂の歴代ハード最高の出だしとなったことが報じられています。
参考:ゲーム情報メディアautomaton
http://jp.automaton.am/articles/newsjp/20170308-42126/

これまでの最高記録はWiiらしいですが、Wiiは年末商戦に発売だったことを考えると、
3月発売のSwitchがそれを上回ったというのは、高く評価出来るでしょう。
具体的な数字はイギリス(8万台)以外は不明なので、どれぐらいすごい売上げなのか今一つ実感しにくいですが、
とりあえずスタートは成功したと言えると思います。

ですが以前も記述した通り、ハードの成否はローンチだけで決まるわけではなく、
これからどれだけソフトラインアップを充実させていくかが重要になります。
またSwitchは、コントローラのJoy-Con(左)が頻繁に接続切れを起こすというトラブルも報告されていますし、
こうした不具合への迅速な対応も求められるでしょう。
任天堂の今後の戦略に期待です。

マリカ8デラックス 紹介映像が公開
任天堂は、4月28日に発売を予定しているSwitchソフト、マリオカート8デラックスの紹介映像を公開しました。



本作は、2014年にWiiUで発売されたマリオカート8に、各種新要素を追加したパワーアップ版です。
キャラクターやコース数はシリーズ最多と、正にデラックスな内容になっており、
Switch市場を大きく牽引するタイトルとして期待されます。

しかし、これがマリオカート9ではなく8というのが少々残念です。
マリオカート8のクオリティは申し分ないとはいえ、
折角新ハードで発売されるのですから、新たなマリオカートを体験してみたかったところです。

WiiUのマリオカート8は、累計で約130万本を販売しています。
WiiUはハード自体が330万台ぐらいしか売れていないので、4割近い装着率は立派な数字だと思います。
ですが、3DSのマリオカート7は約270万本、WiiのマリオカートWiiが約360万本を販売していたことを考えると、
8の売上げは今一つ物足りないとも感じます。
逆に言うと、マリオカート8をプレイしたユーザーは少ないので、
デラックスは新規タイトルっぽく受け入れてもらえるかもしれません。

デラックスもそれはそれで楽しみですが、出来れば早い内に、9の発売をしてほしいものです。

Switchに関するアンケート(後編)
niconicoが電ファミニコゲーマーと共同で行った、NintendoSwitchに関するアンケート調査。
昨日、その中で気になった点をいくつかピックアップしましたが、今日はその続きです。
https://enquete.nicovideo.jp/result/72#answers

「購入しない理由はなんですか」の質問は、本体機能に興味が湧かないと答えた人が30.7%と、最も多いです。
据え置き機と携帯機を切り替えて遊べる、HD振動という新たなデバイスなど、
Switchは色々とユニークな機能が備わっているのですが、それに興味を持ってもらえないのは少々残念です。
しかしそれ以上に、存在を知らなかったと答えた人が14.9%もいるのは問題です。
発売前には結構テレビCMを見かけましたし、Twitterなどでも頻繁に話題に上っていたとは思いますが、
それでもこんなに知られていないとは驚きました。
Switchは一般的なハードに比べて、発表~発売までの期間が短かったことが、認知度が不充分な原因かもしれません。

「本体価格はどの程度が適正だと思いますか」の質問は、現在の価格(29980円)が適正であるが22.4%でした。
これまでの任天堂ハードがずっと25000円以内に抑えてきたことを考えると、
個人的にSwitchの価格は少々高額に感じてもいますが、まあ3万円はギリギリ許容範囲だとは思います。
ところで、10000円未満と答えた人が4.3%もいるのは随分辛辣です。
ワンダースワンのようなシンプルな携帯機ならともかく、据え置き機を1万円以内で発売するのは無茶な話です。
とはいえ、近年はスマホ(ほぼ生活必需品なので実質的には無料同然)で気軽にゲームが遊べるわけで、
それに慣れた人達に3万円のハードを買ってもらうのは、極めて難しいことでしょう。
故に、この回答は荒唐無稽な意見ではなく、現在の家庭用ゲーム市場の厳しい状況を如実に表していると感じました。

「任天堂のゲーム機のうち、持っているもの、持っていたものはどれですか」という質問は、
DSが53.0%と、半分以上の割合を記録しています。
年代別に見ても、どの世代もほぼ4割以上の所有率になっているのがすごいですし、
特に女性は60.4%という高い数字になっている点にも注目です。
ゲーム市場で成功を収めるには、老若男女問わず幅広い層に受け入れてもらう必要があるということを、改めて感じます。
ちなみに、サテラビューや64DDの所有率が1%を超えているのですが、流石にこれはネタ回答でしょう。

アンケート結果を総合すると、Switchにはまだまだ課題が多いという印象です。
ソフトラインアップを充実させる、そしてハードのユニークな機能を知ってもらうなど、
今後任天堂はSwitchの魅力をもっとアピールしていく必要があるでしょう。

Switchに関するアンケート(前編)
niconicoは、電ファミニコゲーマーと共同で行った、NintendoSwitchに関するアンケート調査の結果を発表しました。
実施日:3月3日 回答者数:54982人
https://enquete.nicovideo.jp/result/72#answers

「Switchを購入しましたか」という質問は、購入または予約したと答えた人が3.6%でした。
Switchの初回出荷数は35万台ぐらいなので、まだまだユーザー数が少ないのは当然ですし、
そもそもアンケートが実施されたのが発売日の夜なので、
購入者は夢中で遊んでいて、アンケートに答える人はあまりいないと思われます。
ただ、購入する予定がないと答えた人が72.2%もいるのは、ちょっと高いかなぁと感じます。
自分が興味のないゲーム機のアンケートに答える人ってこんなに多いのでしょうか…。

「Switch本体と同時に購入したゲームタイトルはなんですか」という質問は、ゼルダの伝説が71.4%と圧倒的です。
近年のゼルダシリーズの売上は減少傾向にありましたが、まだまだ根強い人気があることが窺えます。
ちなみに、ダウンロードソフトであるオセロの購入者が3%もいるのは驚きました。
Switchというユニークな機能を持った新ハードを購入しておきながら、
何故最初にオセロを選択するのか、正直理解し難いです。
おそらく、ネタで回答している人が相当多いのでしょう。

「どんなタイミングでSwitchを購入したいですか」の質問は、Splatoon2が21.7%と最も高い数字になっています。
マリオやドラクエよりも、イカの新作に期待しているファンがこれだけ多いというのは、中々興味深いです。
最近の家庭用ゲームソフトは、人気シリーズの続編以外はほとんど売れていないのが実情ですが、
そんな中で、Splatoonは数少ない新規のヒット作でした。
この様子だと、Switchでも大ヒットが狙えるのではないでしょうか。

(後編に続く)

2017年第10週 週間販売ランキング
2017年2月27日~3月5日(メディアクリエイト調べ)
http://www.4gamer.net/games/117/G011794/20170308056/

今週の注目は、新ハードSwitchの発売です。
昨日ファミ通が発表したように、初週のハード販売台数は約33万台でした。
任天堂ハードは毎回概ね30~40万台の初期出荷数なので、まあ想定通りのスタートになったと言えるでしょう。

Switchのパッケージソフトは現時点で8作が発売されており、内TOP20に5作がランクインしています。
そんな中1位を獲得したのは、18万本を販売したゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド。
4位のWiiU版を合わせると約23万本と、中々の滑り出しを見せています。
近年のゼルダシリーズは人気が低迷していましたが、本作で少し盛り返したのではないでしょうか。

3位は約8万本を販売した1-2-Switch。
同じ立ち位置の作品の比較としては、Wii発売時のWiiスポーツが初週17万本でしたから、
1-2-Switchの売上げは少々物足りない印象があります。
一応、初週72000本だったニンテンドーランドはわずかに上回りました。
Switchの序盤の売上げは1-2-Switchにかかっていると思いますので、今後の伸びしろに期待です。

ちなみに、順位が30位まで発表されているファミ通データを見ると、
21位がディスガイア5(約5000本)、22位がいけにえと雪のセツナ(5000本弱)でした。
Switchローンチの売上げ最下位はぶっちぎりでディスガイアだと思っていたので、意外と健闘していて驚きました。
なお、30位までに入らなかった唯一のSwitchソフトは、信長の野望・創造withパワーアップキットでした。



Vita 9889

先週は久々に5桁を記録したものの、またしても4桁に戻って来たVita。
任天堂がSwitchを発売して、低迷していた据え置き機の仕切り直しを図ったように、
そろそろVitaも新ハードへ移行すべき時期が来ているのかもしれません。

Switchの初週販売台数は33万台
ファミ通は、任天堂が3月3日に発売した新ハード、Switchの国内初週販売台数が33万637台だったと発表しました。
https://www.famitsu.com/news/201703/07128430.html

ここ10年程の、任天堂ハードの初週販売台数は以下の通りです。(データはファミ通調べ)
ハード初週販売台数
Wii37万1936台
3DS37万1326台
WiiU30万8570台
Switch33万637台

Switchは現在品薄状態ですし、他のハードも初週はどこも売り切れで入手困難でした。
つまり、近年の任天堂ハードの初期出荷台数はいつも35万台前後で、
必然的に初週販売台数も35万台程度になるということです。
故に、初週の結果だけでは、ハードの成否は何も判断出来ないです。

実際、3DSとWiiUの初週販売台数に大きな差はありませんが、
累計販売台数では、3DSは2200万台以上、WiiUは約330万台と、雲泥の差があります。
Switchが3DS並の累計販売台数を記録するのか、それともWiiUと同じコースを辿るのかは、
2週目以降、どれだけこの勢いを維持できるかにかかっています。
流石に3DSと同等というのは高望みしすぎだと思いますが、とりあえずWiiU以下に終わることはないように願っています。

小学校高学年の半数が3DSを所有
カドカワは、子供世代のエンターテイメント消費傾向をまとめた、「こどもマーケティング白書2017」を発売しました。
そのデータの一部が、ファミ通.comにて公開されています。
https://www.famitsu.com/news/201703/06128346.html

「子供世代における保有デバイス」の調査では、10~12歳の半数以上がニンテンドー3DSを持っている結果となりました。
家庭用ゲーム市場が縮小している中で、3DSがこれだけ多くの子供に受け入れられているのは中々優秀だと思います。
とはいえ、3DSの所有率は11歳をピークに、以後は減少しており、
反面、スマホの普及率は12歳頃から急激に上昇しています。

これを見る限り、小学校から中学校に上がるタイミングで、
子供の遊ぶゲーム機が3DSからスマホに移行しているという状況が窺えます。
少し昔のデータになりますが、2009年に任天堂が発表したDSユーザーの年齢別人口調査でも、
中学~高校あたりでユーザー数がガクンと減少し、30代あたりで再び増えるというグラフになっていました。
https://www.nintendo.co.jp/ir/library/events/090508/img/43l.jpg

中学生になると、任天堂ハードは子供っぽいと感じられる傾向があり、それがユーザー数減少に繋がっているようです。
一方、30代で再び任天堂ハードに戻ってくる人が多いのは、子供の親になる世代だからと推測出来ます。
中高生にハードを充分普及出来ていないことは、任天堂の大きな課題と言えそうです。

ところで、上記のファミ通.com内に、Vitaのデータはありませんでした。
前世代は、DSから卒業した中高生への受け皿としてPSPが人気だったのですが、
それが現在では3DS→スマホという流れになっているため、Vitaへは移行されていないのでしょう。
スマホゲームの台頭で、家庭用ゲーム市場は低迷が続いていますが、
その影響を強く受けているのは、3DSよりもVitaの方なのかもしれません。



プロフィール

Author:HDR
筆者のwebサイトはコチラ
ゲーム業界.com
クイズコーナーも開設しています

FC2カウンター

最新記事

おすすめ記事

カテゴリ

にほんブログ村

にほんブログ村 ゲームブログ ゲームの世界観へ

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR