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XboxSX と PS5 の販売台数予想
いよいよ来週、マイクロソフトのXboxSX(11月10日)、ソニーのプレイステーション5(11月12日)が発売されます。現在の日本家庭用ゲーム市場は任天堂のSwitch一強状態であり、次世代機の発売でこの勢力図がどう変化するのか、非常に興味深いです。はたして、XboxSXとPS5はどれぐらい売れるのか、初週と累計の販売台数を予想してみます。

参考として、ファミ通集計による、歴代のXboxとPSシリーズの販売データを一覧にしました。
歴代Xbox・PSの販売台数(万台)
ハード初週累計
Xbox1247
Xbox3606162
XboxOne211
PS2632199
PS391027
PS432924

データを見ると、現行機のXboxOne、PS4は共に売上が低迷している事が分かります。スマホゲームの台頭や、少子化の影響(これは両ハード共あまり関係ないかも)で、家庭用ゲーム市場は大幅な縮小が続いています。ゆえに、現行機からの大幅な変革が無い限り、次世代機の販売も相当苦戦する事になるでしょう。

とはいえ、個人的にXboxSXはOneを上回る可能性が高いと思っています。その理由の一つが、XboxSXはハイエンドパソコン並に高性能な事です。12TFLOPsのGPU性能、レイトレーシングによる影や光の表現などは、ライバルのPS5を大きく凌駕しています。性能のアピールでライトユーザーを取り込むのは中々難しいですが、ゲームマニアにとってはかなり魅力的ではないでしょうか。

しかも、高性能でありながら49980円(税込54978円)という安さに抑えている点も素晴らしいです。単純にゲーム機として考えれば5万円は高額ですが、29980円(税込32978円)のXboxSS(グラフィック性能を抑えてディスクレスにした安価モデル)も併売されるので、価格面では問題無さそうです。Xboxゲームパス(月額支払いで対象のソフトが遊び放題になるサブスクリプションサービス)もあるので、コスパは相当良いと言えるでしょう。

そして、マイクロソフトが多少なりとも日本市場の獲得に力を入れている事もプラスに働きそうです。これまでのXboxは、日本市場を軽視し続けてきました。本体の発売がアメリカより1年遅れだったり、日本のメーカーのソフトなのに日本だけ発売されない(例えばカプコンのモンハンワールドは、海外ではXboxOne版も発売されましたが日本はPS4版のみ)など、とにかく酷い扱いをされてきました。

しかし、XboxSXは日本もアメリカと同日発売(日本では初)になり、またXboxSX専用タイトルではないものの、ドラクエ11Sが遊べるようになった(ドラクエがXboxで発売されるのは初)など、日本ユーザー向けのソフトラインアップも増えている印象があります。

これらの点を加味すると、XboxSXが爆発的な人気になる事は考えられませんが、One以下に終わる可能性も低そうです。まあ、XboxOneは累計でもわずか11万台しか売れていないので、これを下回る方が難しいでしょう。よって、XboxSXの初週販売台数は3~5万台程度、累計はおよそ50万台になると予想します。


一方、PS5はPS4を大きく下回る可能性が高いです。PS4は、ファイナルファンタジー、ドラクエ、モンハンをはじめ、サードパーティーの大半のソフトが発売されるという、充実したラインアップでした。にも関わらず、本体の累計販売台数は1000万台に届かず、3年遅れで発売したSwitchにあっさり抜かれるという醜態を晒しました。PS1や2の頃と違い、プレイステーション(とサードパーティー)のブランド力は既に地に落ちているのです。

PS5はそのソフトラインアップも貧弱で、ローンチに独占ソフトが一本も無いという信じられない状況でのスタートになっています。来年以降のタイトルも数少なく、それなりに期待出来そうなタイトルはFF16のみです(これも100万本以下に終わりそうですが)。ドラクエはXboxにも出るぐらいなので、今後もマルチ路線(=PS独占にはならない/仮に独占ならSwitch一択)と思われますし、モンハンは最新作がSwitch独占と、ソフトラインアップはPS4時代よりも更に弱くなっている印象を受けます。

そんな中で発売されるPS5は、初回の出荷数が10万台程度しかないという噂が流れています。しかもソニーの発表によると、発売日の店頭発売は行わない(予約分で完売)という事です。
https://blog.ja.playstation.com/2020/11/05/20201105-ps5/

新ハードの発売日に、予約客以外に一切販売しないというのは前代未聞です。名目上は新型コロナの感染拡大防止という事になっていますが、やはりこれは初回出荷数が少ない事の証明だと思います。その上、二週目以降の予約受付を行っている店舗が見受けられない事から判断すると、初回だけでなく数週間(数ヶ月?)はずっと出荷数が少ないのかもしれません。筆者の事前予想では、PS5の品薄は最初だけで、転売需要が落ち着けばすぐ定価で買えるようになると考えていましたが、あまりにも出荷数が少なすぎると、しばらくは入手困難が続く事もあり得ます。

更に、PS5は歴代のPSハードの中でも特に高額という問題があります。
PSハード発売初期価格(税込)
ハード価格
PS139800円
PS239800円
PS3(60GB)オープン価格
PS3(20GB)49980円
PS441979円
PS554978円
PS5 DE43978円

基本的に、PSハードの初期は約4万円が主流であり、PS5もディスクドライブの無いDE(デジタルエディション)は同価格帯です。しかし、ソニーにとってDEは逆ザヤが大きいらしく、ノーマル版と比べて出荷数がかなり少ないと噂されています。一部の小売の情報では、DEはPS5全体の10~15%程度しか無いという事です。ただでさえ、PS5本体は出荷数が少なくて入手困難なのに、その中で更に割合の少ないDEを買うのはまず無理でしょう。

つまり、約4万円のDEは世の中に存在しないも同然で、55000円でノーマル版を買うしかないと考えるべきかもしれません。よって、PS5はPS3の60GBに次ぐ、歴代で2番目に高額という事になります。価格は高い(XboxSXと同額なのに性能やサービスで劣る)、ソフトラインアップも貧弱となれば、はたしてPS5を買うメリットはあるのでしょうか。
※PS3の60GBモデルは値段の決まっていないオープン価格でしたが、多くの店舗では20GBより約1万円高い6万円程度で販売されていました。

こうした点を踏まえると、PS5の初週販売台数は10万台程度、累計では500万台~600万台(PS4からほぼ半減)といったところに落ち着くと推測されます。最近のSwitchの週間販売台数は10万台前後なので、PS5との初週対決は中々のデッドヒートになる気がします。


ちなみに、PS5の週間販売台数がいつ4桁(1万台割れ)になるのかも予想してみます。日本のゲーム市場において、週販が4桁に落ち込むタイミングは、ハードの成否を表す試金石となります(Switchは発売から3年半以上経ちましたが、4桁落ちは一度もありません)。

近年のPSハードの4桁落ちは、
PS3=27週目
Vita=17週目
PS4=12週目
となっています。

これらのデータを加味すると、PS5は9週目(2021年1月第2週)で4桁になると推測します。おそらくPS5はPS4よりも4桁落ちが早くなるでしょうし、ゲームハードはクリスマスやお年玉需要の無くなる年明け2週目で急激に売上が落ちる傾向がある事を踏まえると、中々良い予想ではないかと思います。

ひょっとして、あまりの出荷数の少なさで発売2週目で4桁という珍事が見られるかもしれませんが…。
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