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PS4週版3桁! 次世代機への移行は絶望的に
PS市場の縮小ぶりが深刻です。PS4は発売以来ずっと低調な売上が続いていましたが、今年になってその酷さは更に増しています。ファミ通の集計によると、8月17日~8月23日のPS4の週間販売台数は883台(ノーマルとPro合算)と、衝撃の3桁を記録しました。何と3DSの1171台をも下回るという、信じられない不甲斐なさです。
https://www.famitsu.com/news/202008/27204715.html

ソニーは今年末に次世代機PS5の発売を控えているため、現在PS4はほとんど生産されていないと噂されています。実際ここ数週間は、ゲーム販売店で新品のPS4を見かける事はほとんど無く、極度の品薄状態に陥っています。とはいえ、在庫が充分だった数ヶ月前でも週間販売台数は5000台程度だったので、仮に現在が品薄で無かったとしても、売上は大して増えていなかったでしょう。

ここまでPS市場が冷え切った状況では、次世代機PS5のスタートは相当厳しくなる事が予想されます。以下の表は、ファミ通調査による、日本のPSハードの年別販売台数の推移です。
 
日本のPSハード年別販売台数(万台)
PS2PSPPS3VitaPS4PS合計
2000375



375
2001360



360
2002365



365
2003281



281
200427534


309
2005214223


437
200615519547

397
200782302121

505
20084835499

501
200926231173

430
20109289156

454
2011619614740
389
201239413367
297
201314382120
246
2014
84511593261
2015

1996121236
2016

587179271
2017

240194236
2018


18170188
2019


4120124
2020



46↑46↑
累計219919691027586921↑

※PS2は3月、PSPとVitaは12月、PS3は11月、PS4は2月発売です。
※ファミ通がゲーム販売数の集計を始めたのは1996年からなので、1994年に発売されたPS1のデータはありません。
※2020年のデータは8月末時点の数字です。

こうして見ると分かるように、PS市場は年々縮小傾向にあります。PSPでモンハンが大ヒットしていた2007・2008年は、PSハードは年間500万台以上を販売していました。しかしその後は年々売上が落ち込み、2020年は8月末時点でわずか46万台という酷い有様です。このペースでは、PS5が発売されても年間100万台に届かない可能性も考えられます。

PSハードは発売から3年程度は低調な売上です(DVD再生機能が売りだったPS2を除く)。ソニーは自社ソフトでハードを牽引する能力が無いため、サードパーティーの有力ソフトが増えてくる3~4年目頃までは苦戦必至なのです。しかし、PSは新ハード発売後も前世代機がそこそこ売れ続けるため、大きな空白期間が生まれず、緩やかにユーザーの移行を促していくという流れが出来ていました。

それに対し、PS4はPS5の発売前から既に死んでいます。PS5もスロースターターと推測されるので、少なくとも3年は低調が続く事になりそうです(現時点で有力タイトルがほぼ発表されていないのでもっと長期間低迷する可能性もあり)。ですがこれまでと違い、その3年をカバーしてくれる前世代機や携帯機はありません。ゆえに今後数年間は、PSにとって絶望的な状況が続くでしょう。

しかも今から3年後だと、任天堂がSwitchの次世代機を発売しそうなタイミングというのも間が悪いです。WiiUの失敗で、任天堂が早めに次世代機(Switch)を投入し、PSやXboxとハード発売時期がずれた事は、PS市場にとって大きな痛手だったのかもしれません。

PS5は未だに値段の発表がされていませんが、ネット上ではかなり高額になると予想する声が多いです。前世代機の勢いを引き継ぐ事が出来ず、価格も高いとあっては、最早PS5が売れる未来は全く見えません。ちなみに、PS4は発売からわずか12週目で週間販売台数が4桁に落ち込むという体たらくでしたが、はたしてPS5はそれ以上に踏ん張る事は出来るでしょうか?



余談ですが、ネット上では「PS2は初週から約100万台を販売した」という書き込みをよく見かけますが、これは全くの誤りです。ファミ通の集計データでは、PS2の初週販売台数は63万552台で、100万台には遠く及んでいません。こうした食い違いが起きているのは、ソニーがPS2の初回販売台数98万台という発表を行ったためです。しかし実際には、初週で98万台を販売した実績は無く、PS.comでの予約数(発送は2週間先)も含めるという、虚構の数字なのです。
https://www.sie.com/content/dam/corporate/jp/corporate/release/pdf/000306.pdf

確かに、発売当初のPS2は極めて人気が高く、数ヶ月間は品薄続きだったので、もし初回出荷数が多ければ100万台以上売れていたとは思います(ファミ通データでは100万台突破は5週目)。とはいえ、予約しただけで実際にユーザーの手に渡っていない数までカウントするのは、インチキとしか言いようがありません。PS2は発売前から圧倒的な勝者になる事が確実視されていたにも関わらず、こんなハッタリの数字を出して見栄を張りたがるところに、ソニーの器の小ささを感じます。まあ、数字を盛ったのに結局100万台に届いていないのが面白いところですが。

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