任天堂は、ファミコンを小型化したゲーム機、 "ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ"を、11月10日に5980円で発売することを発表しました。 この本体には、最初からファミコンソフト(ディスクシステム含む)が30作内臓されており、 HDMIケーブルを用いてテレビに出力することで、懐かしのゲームが気軽に楽しめる点が特徴です。https://www.nintendo.co.jp/clv/index.html VIDEO ニンテンドークラシックミニについては、以前にも当ブログで紹介したことがありましたが、 それは海外の話であって、日本での展開は発表されていませんでした。 (海外のファミコンはnintendo entertainment systemという名称であり、日本とは全然違うデザインです) 参考:小型のファミコン Nintendo Classic Mini 発表 それが今回、日本でも発売が決まったのは喜ばしいです。 本体サイズは142.47mm×108.12mm(コントローラ含む)×50.45mmとのことで、 だいたい3DSLLを閉じた状態で二台重ねた場合と同じぐらいの大きさです。 中々コンパクトにまとまっていて、ちょっとしたインテリア感覚で飾るのも良さそうです。 収録タイトルは、スーパーマリオブラザーズ・ドンキーコング・ゼルダの伝説など任天堂を代表する作品をはじめ、 パックマン、魔界村、ファイナルファンタジー3といったサードパーティーの人気作もあり、 非常に豪華なラインアップになっていると感じます。 ただ、個人的には不満が2点あります。 その一つが、カセットを差し込めないことです。 ファミコンは本体にカセットがガチャっと刺さっている姿に趣があるわけで、そこがスカスカだと何とも味気ないです。 もちろん、タイトル毎にカセットを入れ替えるのは面倒なので、ゲームデータが本体に内蔵されている点は良いのですが、 せめてダミーのカセットを挿入出来る仕組みを備えていてほしかったです。 もう一つの不満が、2コンのマイク機能が削除されている点です。 マイクは一部のタイトルにしか意味がない装置ではあるものの、 ファミコンの象徴的な存在なのですから、それがなくなってしまったのは残念です。 とはいえ、ニンテンドークラシックミニ自体はかなり魅力的です。 これは是非とも、収録ソフトを入れ替えた別バージョンも作ってシリーズ化してほしいところです。
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