本日4月17日より、ディズニー映画"ベイマックス3D"が、ニンテンドー3DS向けに配信開始されました。 価格は3240円。 http://www.nintendo.co.jp/3ds/eshop/mbuj/index.html
ベイマックスは、昨年公開されたアニメ映画で、3D版も上映されていました。 映画館では特別なメガネをかけなければ3Dになりませんでしたが、この3DS版は、それが裸眼で楽しめるのです。 ちなみに、3DSの裸眼立体視の仕組みは、筆者のwebサイトで解説しています。 参考リンク:3DSが裸眼で立体に見える仕組み
わずらわしいメガネをかけることなく、裸眼で立体視を実現している点が3DS最大の特徴ですが、 これまでこうした3D映画の配信がほとんど行われてこなかったのは、少々意外です。 3DSは、日本だけで既に1800万台以上も売れており、3D映像出力機器としてはダントツの普及率を誇っていますが、 任天堂がそのメリットを活かしきれていないのは、非常にもったいないと感じます。 発売当初から、アバターなどの作品が配信されていれば、3DSの普及は今よりもっと進んでいたと思うのですが…。
残念ながら、3D映画のピークはとっくに過ぎ去っていて、最近ではあまり制作されなくなっています。 とはいえ、現時点でも世の中に3D映画は数多くありますから、それらの過去作を配信するだけでも、 3DSの普及にはある程度貢献出来る気がします。
近年はゲーム市場の低迷が続いています。 市場を盛り上げるために一番大事なのは、面白いゲームを提供していくことであるのは言うまでもありませんが、 今回のように、ゲーム以外の魅力をアプローチしていくという戦略も重要ではないでしょうか。
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