一昨日の9月4日、3DS版のドラゴンクエストXが発売されました。 筆者はWii版、WiiU版もプレイしているのですが、 クラウドでプレイするドラゴンクエストXがどんなものなのか興味があり、購入してみました。
本来、3DSの性能では、ドラゴンクエストXを動かす事は不可能なのですが、 これをクラウド技術を使うことで実現させたのがすごいところです。 クラウド技術がどういうものなのかは、以下の公式サイトのQ&A.1でご確認下さい。 http://hiroba.dqx.jp/sc/topics/detail/6aca97005c68f1206823815f66102863/
実際遊んでみた感想としては、正直、3DSでここまで他機種と遜色ないプレイが可能なのかと驚きました。 特に、人が大勢集まる場所でのキャラクター表示数はWiiU以上ではないかと感じました。 3DSの性能は、WiiUはおろかWiiにも遠く及ばないですが、 それでもWiiUと同等、あるいはそれ以上の表現が出来るとは、全く予想していませんでした。
3DSの解像度が低くて文字が汚く読みにくいことや、キーボードが使えないのでチャットがやりにくい点、 ボタンやスティックが少ないので下画面で代用しなければならない、といったいくつかの不満はありましたが、 それ以外の部分は概ね問題を感じずに遊ぶことが出来ました。 混雑する時間帯では、動作が重くなったり、ログインしにくくなったというトラブルもあったのですが、 これは発売直後という人の多さを考えれば仕方ないことだと思います。
これらの不満点も、3DSのハード仕様上どうしようもないことばかりで、クラウドの問題点とは言えないでしょう。 ハードの性能に関わらず、高性能なゲームが遊べるようになるというのは、 今後のゲーム業界の在り方に大きく影響を与える技術ではないかと思います。
ただ、クラウドで遊ぶにはネットへの接続が必須ですし、 サーバーにトラブルがあるとその間は一切プレイが不可能になってしまいますし、 クラウドサーバーの維持費のためには何らかの形で料金徴収が必要と、問題点は山積みですが…。
とはいえ、ドラゴンクエストXで、クラウドの可能性の片鱗は充分に感じられました。 ゲーム業界が、今後どのようにクラウド技術を活用していくのか、注目です。
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