スクウェアエニックスより、ニンテンドー3DS版ドラゴンクエスト7の発売が発表されました。 発売日は2013年2月7日、価格は6090円。 以下はティザーサイト。 http://www.dragonquest.jp/dq7/
ドラゴンクエスト7は、シリーズでも2番目に売れたタイトルであり、 また、日本のプレイステーションソフトで最も多い売上げを誇っていますが、 正直、世間的な評判はあまりよろしくない印象です。 (個人的には好きですけど)
順番に進むだけなのにいちいち石版を集めるのが面倒だとか、 読み込みを高速化するための特殊なプログラムを採用したことでフリーズが多発するとか、 信じられない程ひどいムービーが挿入されるとか、 クリアまで100時間ぐらいかかってだるいとか、 それはもう散々な言われようです。
ドラゴンクエスト7は、元々64DDで発売を予定していたタイトルで、 石版システムは、64DDの拡張機能を利用するための仕組みでした。 しかし、ニンテンドウ64の発売が遅れたことや、プレイステーションの圧倒的な普及により、 結局ドラゴンクエスト7はプレイステーションで発売されることになりました。 ですが、システムをそのままプレイステーションに変更したため、 石版の拡張構想は実現できず、ただ順番にシナリオを進めるためだけに、 面倒くさい石版集めをしなければならなくなってしまったのです。
しかし、3DS版ではすれちがい通信を利用した特殊な石版の配布が可能なようですから、 当初の構想にあった石版システムがうまく活かされているのではないかと期待しています。 ドラゴンクエスト9のすれちがい通信は社会現象的なヒットを記録しました。 本作でも、またすれちがいブームが巻き起こるかもしれませんね。
その他にも、3DS版なら色々と改善されそうな点はありますね。 ディスクメディアと違って読み込みは早いので、フリーズ多発プログラムにもならないでしょうし、 ムービーも現在の技術なら流石にあんなにひどいことはならないでしょうし、 携帯機はちまちま遊ぶことに向いていますから、長いプレイ時間もそれ程気にならないかもしれません。 これらのプレイステーション版の問題点が修正されていれば、本作の再評価もあり得るのでは?
ちなみに、3DSのドラゴンクエストの展開は、DSの時と酷似しています。 DS:スライムもりもり2→モンスターズジョーカー→リメイク4・5→9 3DS:スライムもりもり3→モンスターズテリー→リメイク7→??? まあ、そういうことなんでしょうね。
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