ゲーム業界タブロイド
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PS3生産終了へ
ソニーは、PS3本体(チャコール・ブラック 500GB)の近日中の生産終了を発表しました。
現在、PS3はこのモデルしか生産されていないので、事実上のPS3販売終了となります。
http://www.jp.playstation.com/ps3/hardware/cech4300c.html

2006年11月11日に発売されたPS3。
発売当初は本体価格が約6万円という高額だったため、売上げは伸び悩んでいましたが、
度重なる値下げに加え、徐々にソフトラインアップが充実したことで普及が進み、
10年以上も生産が続く長寿ハードとなりました。

同時期に発売した任天堂のWiiはとっくに販売を終了していますし、
それどころか、その後継機のWiiUですら、先日生産を終えました。
日本においては、Wiiの累計販売台数が約1300万台、PS3が約1000万台で、Wiiの方が上回っているのですが、
それでもPS3の方が長く生産を続けていたというのは、中々興味深いです。

なお、後継機のPS4はPS3との互換がないため、まだPS3で遊びたいソフトが残っている人は、
今の内にPS3本体を購入しておいた方が良いかもしれません。

最近は日本でもようやくPS4が普及し始めてきましたが、はたしてPS3のような長期的に活躍出来るハードとなるでしょうか。

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PSVR 世界累計販売台数は91万5000台
ソニーは、プレイステーションVRの世界累計販売台数が91万5000台を突破したことを発表しました。
(キリの良い100万台まで待たず、何故91万5000台という中途半端なタイミングでプレスリリースを出したのかは謎です)
https://www.sie.com/corporate/release/2017/170227.html

PSVRは、プレイステーション4に接続する、ヘッドマウント型のデバイス。
自身がまるでゲームの世界に入り込んだかのような、仮想現実が体験出来るのが特徴です。

しかし、発売から4ヶ月以上が経った現在でも、
全世界の累計販売台数が100万台にも届いていない(日本での販売台数は10万台弱)のはどうなのでしょう。
もちろん、これはPSVRの人気がないわけではなく、ソニー側の供給が追い付いていないことが原因なのですが、
それにしても、これだけ出荷数が足りていないのは、完全にソニーの失策だと思います。

VR機器は、ソニー以外にも色々なメーカーから発売されていますが、
デバイス自体が10万円程度する上に、他にハイエンドなパソコンも必要など、導入のハードルは高いです。
それと比べると、PSVRはPS4本体と合わせても8万円程度とコストが安めで、
コンテンツ的にも、カプコンのバイオハザードなどの人気作が揃っています。
それ故に、VR市場の拡大はPSVRがカギを握っていたわけですが、結果はこのような有様です。
多くのメディアが、2016年はVR元年になると叫んでいましたが、現状ではとてもVR市場が始まっているとは思えません。

ソニーは今後PSVRの増産体制を進めていくことを明らかにしていますが、
はたして状況はどれだけ改善されるのか、そしてVR市場を真に盛り上げることが出来るでしょうか。

PSNow Vitaでの提供が終了
ソニーは、PlayStationNowの一部デバイスでのサービスを8月15日で終了することを発表しました。
終了するのは、PSVita・PSVitaTV・ブラビア・ソニー製ブルーレイプレーヤーで、
今後はPS4とパソコンでのみ、サービスが継続されるとのことです。
http://www.jp.playstation.com/info/support/sp-20170216-psnow.html?ref=rss

PSNowは、クラウド技術を活用したPS3ソフトのレンタルサービス。
対応デバイスからクラウドサーバーに接続して、ストリーミング経由で様々なPS3ソフトを遊ぶことが出来るというものです。

ただし、サービス料金が高めで、定額制の場合は1ヶ月2500円、3ヶ月5900円です。
レンタルは4時間・7日間・30日間・90日間の4つのコースがあり、ソフトによって価格に差がありますが、
例えばファイナルファンタジー13は、4時間:432円、7日間:864円、30日間:1080円、90日間:1944円、となっています。
この高額な料金設定が原因となってか、PSNowの利用者はあまり多くはなかったように感じます。

PS4にはPS3との互換機能が備わっていないため、こうしたサービスにも価値はあるとは思いますが、
もう少し気軽に利用出来るようにならないと、ユーザーも二の足を踏むでしょう。
これならば、中古でPS3を買った方が安く長く遊べてお得ではないでしょうか。

ちなみに、日本でPSNowのオープンβが開始されたのが2015年9月16日ですから、
Vitaは2年も持たずにサービス終了することになります。
この切り捨てを見る限り、ソニーもとうとうVitaを諦めたということかもしれません。

PS Awards 2016 プラチナなし!
SIEは、2016年にプレイステーションハードで活躍したタイトルを表彰するイベント、
PlayStation Awards 2016を開催しました。

出荷数とダウンロード数の合計が50万本を超えたタイトルに贈られる「Gold Prize」は、
ドラゴンクエストビルダーズ、ペルソナ5、実況パワフルプロ野球2016など、10タイトルが受賞しました。
しかし、100万本以上販売したタイトルを称える「Platinum Prize」の該当作品はありませんでした。
https://www.jp.playstation.com/blog/detail/4227/20161215-psawards.html

昔は100万本どころか、200万、300万のソフトも表彰されていたPS Awardsも、今では50万本がやっとという体たらくです。
しかも、近年のPS Awardsは日本だけでなく、アジア地域も含めた数字で計算するようになっています。
日本だけでは50万本のタイトルすらほとんどありませんから、このアジア合算はSIEの苦肉の策と言えるでしょう。
まあ、どんなに体裁を繕ったところで、PS市場の低迷っぷりは隠せませんけど。

ちなみに、集計期間は2015年10月1日~2016年9月30日なので、ファイナルファンタジーXVは対象外です。
故に、来年はとりあえずPlatinum Prizeが1本出ることになると思いますが、
はたして、これだけ酷い有様でPS Awardsを続ける意味はあるのでしょうか。

PS4 世界累計5000万台を突破
SIEは、プレイステーション4の世界累計販売台数が5000万台を突破したことを発表しました。
http://www.sie.com/corporate/release/2016/161207b.html

発売から約3年で5000万台とは、非常に好調なペースで普及していると言えるでしょう。
世界的にコンシューマーゲーム市場が縮小している中で、これだけの結果を残していることは高く評価出来ると思います。

とはいえ、日本市場のPS4は未だ波に乗れてはいない印象があります。
実際、PS4の国内累計販売台数は370万台程度に止まっています。
日本のゲーム市場の割合は世界全体の2割弱ぐらいあることを考えると、370万台は全然少ない数字です。
この日本と海外の人気の差は、Xboxを彷彿とさせます。

今年1年を改めて振り返ると、PS4は大きな変革期を迎えていたと感じます。
9月15日には、PS4を小型軽量化した安価モデルのPS4 Slim。
10月13日には、仮想現実という新たな体験が出来るPSVR。
11月10日には、PS4のハイエンドモデルPS4 Pro。
11月29日には、最大級のキラーソフトであるファイナルファンタジーXV。
といった具合に、下半期は毎月のように主力商品が発売されていました。

にも関わらず、PS4 Slimは思った程売上げは伸びず、PSVRとPS4 Proは供給不足のため市場を盛り上げるには至らず、
ファイナルファンタジーXVは世紀の期待外れに終わったことで、PS4市場は何とも煮え切らない状況に陥っています。
これだけのラインアップがありながら、市場を席巻出来ていないというのは逆にすごいことかもしれません。

はたして、日本市場で海外並にPS4の普及が進む日は来るのでしょうか。

クリスマス商戦での子供へのアピール
12月に入り、ゲーム業界にとって最も大事な時期である年末商戦がスタートしました。
年末商戦で特にポイントとなるのが、どれだけ子供層を獲得出来るかということです。
子供は自分のお小遣いでゲームを買うのは難しいですから、
誕生日とクリスマスぐらいしか、ゲームを入手出来るタイミングはないでしょう。
それだけに、ゲームメーカーはクリスマスでの子供へのアピールが極めて重要となります。

ではここで、SIEの年末のVita本体のCMを見てみます。

子供がクリスマスにゲームを欲しがるというのは良いとして、何故それがVitaなのかという説明が一切ありません。
そもそも、このCMでソフトの名前や映像が一切出てこないのは大きな問題です。
子供にアピール出来るソフトがないのに、どうやってハードを売るつもりなのでしょう?
ハードはソフトを遊ぶために仕方なく買う物であって、単にハードだけ売ろうとするのはナンセンスです。
このCMを見ても、子供はVitaを欲しがらないと思います。

一方、任天堂のクリスマス商戦CMを見てみましょう。

子供達が集まってポケモンを楽しんでいる様子が非常に微笑ましいです。
これを見た子供は、3DSやポケモンを欲しくなるのではないでしょうか。
ちなみに、VitaのCMでは黒板に「Vitaならみんなで遊べる」と書かれていましたが、
それを明確に表現しているのは任天堂側のCMというのは皮肉なものです。

この両社のCMを比較して、どちらが子供へのアピール力があるかは言うまでもありません。
正直、筆者は最初にSIEのCMを見た時に「下手だなぁ~」という感想しか出て来ませんでした。
日本は少子化が進んでいるとはいえ、ゲーム業界のメインターゲットはまだまだ子供のはずです。
その子供達を取り込めるだけの魅力のあるソフトを提供していかない限り、
Vitaはいつまで経っても普及することはないでしょう。

TIME誌 今年の発明品25にPSVRを選出
アメリカの大手メディアTIME誌は、"The 25 Best Inventions of 2016" (2016年の発明品ベスト25)に、
ソニーのプレイステーションVRを選出しました。(URL先英語注意:6ページ目)
http://time.com/4572079/best-inventions-2016/

プレイステーションVRは、プレイステーション4の周辺機器として、今年10月13日に発売されました。
VRとはバーチャルリアリティ(仮想現実)の意味であり、特殊なヘッドセットを装着することで、
あたかも自分が仮装の3D空間に入り込んだかのような体験が出来る点が特徴です。
PSVRはまだ供給が不充分のため、売上げはそこまで高くないものの、
世界的な注目度は高く、今後量産化が進むことで、更なる普及が見込まれています。

ところで、現時点のPSVRは実験的なソフトが多く、上手くゲーム性に活かしているタイトルはまだまだ少ないです。
本来ならば、開発メーカーであるソニーが率先してVRソフトを発売するべきなのですが、
相変わらずソニーは自社でのソフト開発力が低く、半ばサードパーティーまかせになっているのが実情です。

かつて、任天堂がWiiスポーツでWiiの魅力を大きくアピールしたように、
今後のソニーには、PSVRの魅力を最大限に活かしたソフトの開発が求められるでしょう。

PSVRの発売店舗が発表
SIEは、10月13日に発売されるPS4専用仮想現実デバイス、PlayStationVRの取り扱い店舗を発表しました。
http://www.jp.playstation.com/psvr/shop/index.html

PSVRは、これまで何度か各店舗で予約受け付けが行われてきましたが、
基本的にどこも一瞬で予約が一杯になる人気ぶりで、発売日の入手はかなり困難になる可能性が高いです。
それだけに、販売は特定の店舗でしか行われないのかと思っていましたが、
一応、各都道府県で最低一つは取り扱い店舗が設定されているので、
四国や沖縄など人口の少ない地域の人もチャンスはあると言えそうです。

VRによる新たな体験は、これまでのゲームとは全く違った感動が味わえるでしょう。
個人的に、ガンダムのVRはものすごい可能性を秘めていると思いますが、
如何せん、バンダイの作るゲームは出来が悪いパターンが多いのがもどかしいです。

現在、日本市場のPS4は海外と比べてあまり売れていませんが、
PSVRの発売によって、売上げが大きく伸びることになるのか、注目です。

Vitaは単純に遅すぎた…?
ゲーム業界で 働く人及びゲーム業界を目指す人のための情報サイト、GamesIndustry.bizの日本語サイトに、
かつてSCEAのCEOだったジャック・トレットン氏のインタビューが掲載されています。
トレットン氏曰く「Vitaは単純に遅すぎた」とのことです。
http://jp.gamesindustry.biz/article/1609/16092802/

「世界はすでに携帯型ゲーム専用機でないデバイスへとシフトしていました」や、
「PSPは信じられないほどの成功を収めていました」など、相変わらずトレットン氏の珍妙な発言は非常に面白いです。

Vitaの少し前に発売された3DSは、日本でも海外でもVitaとは比べ物にならないぐらい売れているので、
携帯型ゲーム専用機の需要がなくなっているわけではありません(スマホゲーに押されていることは事実ですが)。
また、PSPは日本では一定の市場を築いたものの、世界的に見れば大失敗のハードであり、
信じられないほどの成功を収めていました、という発言がどこから出てきたのか理解不能です。

Vitaが世界的に売れていないのは、魅力的なソフトがないからという、至極単純な理由だと思いますけどねぇ?

プレイステーション Press Conference 2016
本日9月13日16時より、SIEはPSシリーズの販売戦略発表会、
"2016 PlayStation Press Conference in Japan"を開催しました。
https://www.jp.playstation.com/blog/detail/3534/20160824-2016pspc.html

多数の新作ソフトやハード展開が発表されましたが、その中で気になった点をいくつかピックアップしてみます。

・新型PS4 FINAL FANTASY XV LUNA EDITION
ファイナルファンタジーXVデザインのPS4限定版が、ソフトと同日の11月29日に発売されます(43178円)。
しかし、本体にデザインされているのは月の画で、ファイナルファンタジーっぽさが全く感じられないという奇妙な仕様です。
(一応、タイトルとメインキャラクター4名の名前も小さく刻印されています)

作中では月が重大な要素になっているらしいですが、
それを加味しても、ファンが望んでいるデザインとはかけ離れている気がします。
コントローラグリップにデザインされた「XV」という文字も、無理やりすぎてダサいです。
何より、ファイナルファンタジーという美麗グラフィックが売りの作品に同梱される本体が、
Proではなくノーマル(新型)のPS4というのも中途半端な印象を受けます。

ファイナルファンタジーの人気からすると、この本体が売れないことはなさそうですが、
もう少し魅力的なデザインには出来なかったのでしょうか?


・無双☆スターズ
コーエーテクモのキャラクターが集結した、無双のオールスターゲーム。
しかし、正直参戦作品にほとんど魅力が感じられず、コーエーテクモのキャラクターブランドの弱さが目立ちます。
普通オールスター作品といえば、メーカーを代表するビッグタイトルが一つや二つあるものですが、
それが全くないというのは逆にすごいと感じます。
プレイステーション オールスター・バトルロイヤルも酷かったですが、まだあちらの方がマシな気がします。

その中でも、戦国&三国無双のキャラクターは比較的人気が高そうですが、
そもそもこれらは歴史上の実在の人物であって、コーエーが生み出したわけではないですし…。
これはもう、オプーナに頑張ってもらうしかないかもしれません。


・仁王
ついに発売日が2017年2月9日に決定した、PS4ソフトの仁王。
本作が最初に発表されたのは、2004年10月28日、何と今から12年も前のことです。
当時はPS4どころかPS3すら発売されていない時期であり、コーエーのPS3参入ソフト第1弾として注目されていました。

ゲーム内容は、コーエーお得意の歴史アクションということでしたが、
開発が難航し、続報が発表されることはほぼありませんでした。
誰もが開発は中止になったものと思っていたところ、
東京ゲームショウ2015にてプラットフォームがPS4に変更されたことが発表され、
未だに企画が継続していたことに、多くのゲームファンが驚きました。
そして今回、ようやく発売まで漕ぎ着けたというのは、中々感慨深いです。

ゲーム業界では、開発に時間がかかりすぎたゲームは期待外れに終わるという傾向がありますが、
はたして仁王は、12年も諦めずに頑張ってきたことが報われるのか、注目です。



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