ゲーム業界タブロイド
ゲーム業界についての様々な情報を掲載しています
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Atari 新ハード発売!?
任天堂がファミコンを発売する以前、アメリカのゲーム市場では、
Atari(アタリ)が発売したAtari2600というハードが大きく普及していました。
(参考リンク:筆者webサイト)
Atari2600

しかし、ソフトメーカーが粗製乱造を行った結果、クソゲーが蔓延し、市場は崩壊してしまったのです。
この現象はアタリショックと呼ばれ、ゲーム業界の歴史に悪い意味で名を刻んでいます。
その後のAtariは大きな実績は残しておらず、会社の買収や事業分割など色々あって、
現在のゲーム業界ではほぼ存在感はなくなっています。

そんなAtariが、何と再び家庭用ゲームハードの開発に乗り出したようです。(以下URLティザーサイト)
https://www.ataribox.com/

AtariのCEOフレッド・チェスナス氏は、海外メディアGamesBeatのインタビューに対し、
「私達はハード事業に戻ってきました」と答えています。(URL先英語注意)
https://venturebeat.com/2017/06/16/atari-ceo-confirms-the-company-is-working-on-a-new-game-console/

まさかのAtariハードの復活には驚きました。
日本で言うならば、セガが再びハード事業に参入する以上の衝撃ではないでしょうか。

近年、家庭用ゲーム市場は世界中に広まっているのに、
ハードメーカーは事実上、任天堂、ソニー、マイクロソフトの3社しかありません。
そんな中、Atariが4社目として参入することで、ハードメーカーの競争がより激しくなれば、
ゲーム市場も盛り上がっていくのではないでしょうか。

まあ、このハードが日本でも発売されるのかはわかりませんし、
仮に発売されてもXbox以上の惨敗になる可能性が高そうですが、今後の展開を楽しみにしています。

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ゼノギアス ディスク2の是非
1998年にスクウェアがPSで発売したRPG、ゼノギアス。
ゼノギアスを語る上で必ず話題になるのが、ディスク2問題です。
海外メディアKotakuは、ゼノギアスのディレクター高橋哲哉氏に対して、
当時の開発事情についてのインタビューを行っています。(URL先英語注意)
http://kotaku.com/the-real-story-behind-xenogears-unfinished-disc-2-1796151112

ソフト2枚組みで発売されたゼノギアスは、ディスク1は極めて完成度の高いRPGに仕上がっていたものの、
ディスク2の内容は半ばサウンドノベル状態で、プレイヤーは画面に表示される文章や映像を眺めるだけになります。
ハイクオリティなディスク1と、とにかく手抜きなディスク2、
その竜頭蛇尾な内容故に、ゼノギアスを酷評するユーザーも少なくはありません。

高橋氏によると、ゼノギアスの開発スタッフは若手中心で、スケジュールが予定通りに進まなかったことが、
ディスク2がほぼ紙芝居になってしまった理由とのことです。
会社側からは、ディスク1で終わらせることも提案されたようですが、
それではユーザーが満足出来る作品にはならないと、無理やり完結させたということです。
高橋氏は、自分の判断は正しかったと考えており、ディスク2については後悔していないと語っています。
まあ、ディスク2の惨状を見る限り、ユーザーはとても満足していないでしょうが、未完で終わるよりは良かった気がします。

ゲーム会社が、ソフト開発の予算やスケジュールを無限に設定出来ないのは当然ですが、
明らかに未完成な状態で発売に踏み切るのは大きな問題だと感じます。
目の前の売上げを重視するあまり、ユーザーからの信頼を失うようでは、会社にとってマイナスなのは間違いありません。

魅力的なゲームを生み出すには、開発会社が適切な予算やスケジュールを組むことが極めて重要だと言えるでしょう。

E3 2017 一般来場者は15000人
6月13日~15日に、アメリカロサンゼルスで開催されていた、世界最大のゲームイベント、E3 2017。
昨年まではゲーム業界関係者しか入場出来なかったE3ですが、今年からは一般ユーザーの参加も可能になりました。
E3を主催するESA(Entertainment Software Association)によると、
来場者数は68400人(その内、一般参加は15000人)だったとのことです。
参考:ファミ通.com
https://www.famitsu.com/news/201706/16135654.html

一般ユーザーが15000人とは、あまり多くはない印象を受けます。
日本最大のゲーム発表会である東京ゲームショウの2016年の来場者は、
4日間で27万1224人(内、一般公開日は2日間合計で20万6191人)だったので、それと比べるとE3は随分と少ないです。

ただ、東京ゲームショウはチケットが1200円(前売り1000円)と安価であるのに対し、
E3のチケットは250ドル(約27500円)と非常に高額で、簡単には手が出ないという違いがあります。
そもそも、E3は一般販売されたチケットが15000枚しかないので、来場者が増えないのは当然でしょう。

実際のところ、東京ゲームショウは人が多すぎて、試遊の行列に長時間並ばなければならないので、
E3のようにある程度人数を絞った方が良いイベントになる気がします。
とはいえ、15000人というのは流石に少なすぎます。

今年の状況を踏まえ、来年のE3はもう少し一般ユーザーを受け入れるようにすべきではないでしょうか。
世界中の多くのユーザーに新作ゲームを体験してもらうことで、ゲーム市場の盛り上がりが期待出来ると思います。

E3 2017 マイクロソフトカンファレンス
本日6月12日(日本時間)より、世界最大のゲームイベント、E3 2017がロサンゼルスで開催となりました。
今回は、午前6時より行われたマイクロソフトのカンファレンスについて記述します。
http://www.xbox.com/en-US/e3

マイクロソフトで最も注目すべきなのは、新ハード「XboxOneX」が正式に発表されたことでしょう。
XboxOneXは、現行のXboxOneのハイエンドモデルで、アメリカでは11月7日に499ドルで発売となります。
これまではコードネーム「Project Scorpio」(プロジェクト スコルピオ)と呼ばれていましたが、
XboxOneX(エックスボックスワンエックス)に改められたようです(言いにくいな…)。

本体サイズは歴代のXboxシリーズで最小ながら、グラフィック性能などが大幅に進化、
現行機で最高性能を誇るPS4Proを凌駕するハイスペックを備えているとのことです。

XboxOneXは、ハイエンドグラフィックを好むユーザーの多い、アメリカではかなり人気が出る気がします。
一方、日本でのXboxシリーズの不人気ぶりはすさまじく、おそらくXboxOneXも相当苦戦することが予想されます。
実際、マイクロソフトも日本市場には消極的で、世界の多くの国では11月7日に発売されるものの、
日本での発売日や価格は未定とのことです(発売することは決定済み)。

任天堂は前世代機WiiUが世界的に低迷していましたが、新ハードSwitchを発売して流れを変えることに成功しました。
それと同じように、マイクロソフトにとっても、新ハード発売のタイミングは状況を改善する最大のチャンスだったのですが、
マイクロソフト自身が全く日本でやる気がないのですから、とても成功は望めません。
日本で売れないからマイクロソフトが本気にならないのか、マイクロソフトが本気にならないから日本で売れないのか、
いずれにせよ、日本でのXboxOneXの失敗は間違いないでしょう。

E3 2017 明日開幕
日本時間の明日6月12日より、E3(Electronic Entertainment Expo)が開幕します。
E3は、毎年6月頃にアメリカロサンゼルスで開催される、世界最大のゲームイベントです。
各メーカーの新作ソフト(場合によっては新ハードも)が多数発表されるため、世界中のゲームファンが注目しています。

これまでE3会場に入れたのはゲーム業界関係者のみでしたが、
今年からは一般ユーザーも参加出来るようになったので、例年以上に盛り上がることが予想されます。

ハードメーカー3社のカンファレンス時間は以下の通りです(全て日本時間表記)。

マイクロソフト:6月12日午前6時
http://www.xbox.com/en-US/e3

ソニー:6月13日午前10時
https://www.jp.playstation.com/blog/detail/5103/20170609-e3-2017.html

任天堂:6月14日午前1時
https://e3.nintendo.com/

ゲーム市場を大きく賑わせるような、魅力的なソフトが多数発表されることを期待しています。

ゲームの企画書 第十二回 at 電ファミニコゲーマー
電ファミニコゲーマーによる、ゲームクリエイターへのインタビュー企画、ゲームの企画書。
第十二回は、パワプロとみんなのGOLFの開発者による対談です。
http://news.denfaminicogamer.jp/projectbook/pawapuro_mingol

正直、今回のクリエイター4名は誰一人知らなかったですが、内容は興味深かったです。

パワプロは大きくデフォルメされたキャラクターが特徴であり、そのコミカルさが人気の要因と言えるでしょう。
反面、海外ではリアルなキャラクターが好まれるので、パワプロは中々受け入れてもらえないようです。
かといって、今更海外を意識してリアルキャラに変更するというわけにもいかないでしょう。
日本の家庭用ゲーム市場は縮小が続いており、海外展開が不可欠な状況ですが、
その海外で売ることが難しいというのは、パワプロの大きな弱点だと感じます。

一方、みんゴルはショット後のカメラアングルがポイントです。
飛んだボールのスピード感を出すためにカメラを後追いさせる、ボールを見やすくするために背景は常に青空、
といった具合に、プレイヤーが気持ち良いショットを打てたと感じられるように拘っているとのことです。
それまでおっさん向けという印象の強かったゴルフを、女性や若い世代にも浸透させた、みんゴルの功績は大きいです。

近年は、パワプロもみんゴルも全盛期程の売上げは残せていません。
どちらのタイトルも実際のスポーツを題材にしているため、
続編でゲーム内容が大幅に変わることはなく、故に売上げを伸ばすことは難しいです。
低迷する家庭用ゲーム市場において、マンネリになりがちなスポーツゲームを今後どう展開していくか、
ゲームメーカーの販売戦略が問われるでしょう。

国内スマホ普及率 50%超え
消費者庁が9日に発表した消費者白書によると、2015年末時点で、
国内のスマホ所有率が初めて半数を超えた(53.1%)ことが明らかになりました。
また、20歳代については、スマホ所有率は92.9%にも上るとのことです。
参考:NEWS24
http://www.news24.jp/articles/2017/06/09/07363805.html

日本人にとって、最早生活必需品になっていると言えるスマホ。
しかし、家庭用ゲーム業界にとっては、競合相手のスマホがこれだけ普及していることは大きな気掛かりです。

現行のゲームハードで最も普及しているのは、3DSの2200万台です。
一方、日本の人口は約1億2700万人で、スマホの所有率は53.1%ということを踏まえると、
普及台数はおよそ6740万台となります。
つまり、一番売れている3DSですら、スマホの3分の1以下の市場しかないということになります。

そもそも、家庭用ゲームは最初に2~3万円程度するハードを購入する必要がありますし、
その上ソフトの代金も、1本当たり5000円~1万円近く掛かります。
それに対し、スマホでゲームをする場合、スマホ本体はほとんどの人が所有しているので実質0円ですし、
大半のソフトは基本無料でプレイ可能です。

こうして比較すると、家庭用ゲームで遊んでもらうためのハードルが如何に高いかがわかります。
無料でゲームを楽しむのが当たり前という人達に、
数万円する家庭用ゲームを買ってもらうのは極めて困難です。

家庭用ゲームが今後を生き残っていくには、
数万円払うだけの価値があると思ってもらえるような、魅力的なゲームを提供していく必要があるでしょう。

仮面ライダーエグゼイド × PSVR
テレビ朝日にて、毎週日曜朝8時より放送中の番組、仮面ライダーエグゼイド。
8月には劇場版が公開されますが、そのエグゼイドの映画と、ソニーのPSVRがコラボすることが発表されました。
参考:ファミ通.com
https://www.famitsu.com/news/201706/05134592.html

以前にも記述しましたが、仮面ライダーエグゼイドはテレビゲームをモチーフとした作品です。
エグゼイドは、変身ベルトのゲーマドライバーに、ガシャットと呼ばれるゲームソフト型アイテムを装着することで変身します。
作中には、アクションゲームのガシャットで戦うエグゼイドの他に、RPGのガシャットを使うブレイブ、
ガンシューティングのガシャットを用いるスナイプなど、複数の仮面ライダーが登場します。

今回発表された映画版では、エグゼイドがクリエイターゲーマーと呼ばれる、VRの能力を持った姿に変身するようです。
この映画の一環として、PSVR向けにエグゼイドの世界を体験出来るスペシャル映像が公開されるとのことです。
これまでエグゼイドでは、パックマンやゼビウスなど、スポンサーのバンダイナムコのゲームが登場したことはありましたが、
他社の製品であるPSVRとコラボするとは驚きました。

しかし、PSVRは相変わらず品薄で入手困難ですし、
PSVRの対象年齢は12歳以上なので、仮面ライダーのメインターゲットである子供では使用出来ません。
結局のところ、このコラボの効果はそれ程大きくないような気がします。

ちなみに、主人公のエグゼイドは任天堂のスーパーマリオをモチーフにしたと思われる要素が色々あります。
・変身シーンの背景がマリオのステージ風
・メイン武器がハンマー(レッキングクルー)
・オレンジと青緑に分身(マリオブラザーズ)
・アーマーを着てちょっと巨大化(スーパーキノコをGET)
そして再来週には、ムテキゲーマーという金ピカに光る姿(スーパースター)になります。

そんなエグゼイドが、映画でソニーとコラボするというのは、何とも面白いものです。
劇場版での、ソニーのマリオ(?)の活躍に期待です。

Amazonランキング大賞2017上半期
通販大手のAmazonは、2017年上半期(2016年11月14日~2017年5月14日)のゲーム販売ランキングを発表しました。
https://goo.gl/Za9ptI

順位タイトル機種
1ポケットモンスター サン3DS
2ポケットモンスター ムーン3DS
3ファイナルファンタジー15PS4
4モンスターハンターXX3DS
5スーパーマリオメーカー3DS3DS
6PS4 ジェットブラックPS4
7ニンテンドークラシックミニ---
8ポケモンGO Plus---
9NieR:AutomataPS4
10ゼルダの伝説BOWSwitch
11Nintendo Switch 青・赤Switch
12NEW3DS ACアダプター3DS
13バイオハザード7 グロver.PS4
14Nintendo Switch グレーSwitch
15DUALSHOCK ジェットブラックPS4
16マリオカート8 DXSwitch
17Horizon Zero DawnPS4
18人喰いの大鷲トリコPS4
19龍が如く6PS4
20妖怪ウォッチ3 スキヤキ3DS

3DSのポケモンサン/ムーンがワンツーフィニッシュを決めています。
累計販売本数は300万本を突破しており、2016年末~2017年はじめにかけてゲーム市場を大いに盛り上げました。

3位にはファイナルファンタジー15がランクイン。
昨年末にPS4本体を大きく牽引した本作ですが、累計販売本数は未だに100万本に届いていないという体たらくです。
ファイナルファンタジーブランドの失墜ぶりは深刻です。

ランキング全体を見ると、上位はポケモン、FF、モンハン、マリオと定番タイトルが名を連ねていることからも、
世間とAmazonの売れ筋に大きな差はなさそうです。

興味深いのは、7位にニンテンドークラシックミニがランクインしている点です。
ニンテンドークラシックミニは、本体にファミコンソフトが30本内蔵された、レトロテイストなハードです。
約30年前のゲームが遊べるだけのハードがこれだけ上位にランクインするとは、ファミコンの偉大さを改めて感じます。

なお、集計期間の関係上、Switchは2ヶ月程度の売上げしか含まれていませんが、
その短期間で4つもランクインしているのは中々すごいことです。
発売からこれまでずっと品薄が続いているため、現在は入手困難となっていますが、
今後充分な供給体制を整えられれば、下半期のランキングはSwitchが大きな存在感を示すことになりそうです。

ゲーム発売スケジュール 2017年6月
2017年6月発売の主なソフト
発売日タイトル機種
1日鉄拳7PS4・XOne
16日ARMSSwitch

6月も相変わらず寂しいラインアップですが、5月は0本だったことを考えると、多少はマシになっていると言えるでしょうか。

近年、海外では格闘ゲームが再び人気を増していますが、残念ながら日本ではそれ程勢いはありません。
事実、鉄拳シリーズの売上げの9割以上は海外市場によるものです。
なお、日本市場におけるナムコの最新ミリオンタイトルは、1998年にPS1で発売された鉄拳3であり、
以後20年近く、ナムコは100万本を超えるソフトを生み出せていません。
流石に鉄拳7にミリオンヒットを望んではいませんが、格闘ゲーム市場の復権に少しでも貢献してくれることを願っています。

そしてARMSは、Switch市場を牽引する新たなタイトルとして期待されます。
とはいえ、未だSwitch本体の品薄は解消されておらず、
折角の有力タイトルの発売を充分に活かしきれない可能性が高そうです。
任天堂には、一刻も早く供給体制を改善してくれることを期待しています。



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