ゲーム業界タブロイド
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PSハードにおける ドラクエ・FFの存在感
7月29日にスクウェア・エニックスから発売された、ドラゴンクエスト11。
3DS版は発売初週から100万本以上を達成、PS4版も2週目で累計100万本を超えるという好調ぶりを見せています。
日本のPS4市場でミリオンタイトルが生まれたのは、ドラクエ11が初です。

PS4は、昨年末に小型軽量化&値下げされた新型が発売され、
またハイエンドモデルのPS4Proも投入されたことで、大きく普及が進みました。
しかし、ソフト売上げについては、今一つ盛り上がっているとは言い難いのが実情です。
以下で、歴代のPSハード(据え置き)の、ソフト売上げトップ5を一覧にしました。

※PS1のみメーカー発表の出荷本数、それ以外はメディアクリエイト集計の販売データを参照しています。
PS1
順位タイトルメーカー出荷本数
1ドラクエ7スクエニ414万本
2FF7スクエニ400万本
3FF8スクエニ364万本
4FF9スクエニ279万本
5グランツーリスモソニー255万本

PS2
順位タイトルメーカー販売本数
1ドラクエ8スクエニ331万本
2FF10スクエニ236万本
3FF12スクエニ225万本
4FF10-2スクエニ198万本
5ドラクエ5スクエニ168万本

PS3
順位タイトルメーカー販売本数
1FF13スクエニ191万本
2FF13-2スクエニ91万本
3バイオハザード6カプコン83万本
4ワンピース海賊無双バンナム82万本
5GTA5Rockstar73万本

PS4(2017年8月6日時点)
順位タイトルメーカー販売本数
1ドラクエ11スクエニ115万本
2FF15スクエニ99万本
3メタルギア5PPコナミ43万本
4KNACKソニー39万本
5Call of Duty BO3アクティビジョン36万本

こうして見ると、PSハードは次世代機に移行する度に、ソフト売上げが大きく落ち込んでいることがわかります。
全ての世代において、ランキングの上位はほぼスクエニが占めており、
特にPS2はトップ5の全てがドラクエかFFという歪な状況になっています。
つまり、PSハードはスクエニありきの市場と言えるでしょう。

PSハードで最大の売上げを誇るドラクエは、PS3では発売されませんでしたし、
PS4で発売されたドラクエ11は3DSとのマルチタイトルなので、売上げはPS1や2の頃よりも少ないです。
一方、スクエニのもう一つの看板タイトルであるFFシリーズは、7以降の売上げはずっと右肩下がりで、
最新作15はついに100万本を割り込むという体たらくです。
このように、ドラクエ・FFの影響力が希薄になってきたことが、近年のPS市場が縮小している大きな理由です。

なお、PS1&2では、スクエニ以外のサードパーティーのミリオンタイトルも多数ありましたが、PS3以降は0になりました。
PS4に至っては、50万本にすら届いていないという酷い有様です。
スクエニだけでなく、サードパーティー全体の売上が落ち込んでいることが、PSハードの衰退を招いているようです。
ハードはそこそこ普及してきているのに、一向にソフト売上げが増えないのは何故なのでしょうか…?

このような状況では、ハードメーカーであるソニーが市場を牽引すべく頑張るべきなのですが、
ソフト開発力に乏しいソニーではどうすることも出来ないのが実情です。
一応、PS4の4位にランクインしているKNACKはソニーのソフトですが、
この販売本数のほとんどは本体同梱版によるものであり、純粋な売上げとは言えないでしょう。
PS1時代のソニーは、グランツーリスモをはじめ、
みんなのゴルフやパラッパラッパーなどいくつもミリオンヒットがあったのですが、今ではもう見る影もありません。

ドラクエ11のヒットで、現在のPS4市場は盛り上がりを見せています。
今後この良い流れに乗れるソフトが生まれれば、PS4市場も更に活気付くと思いますが、それは中々難しそうです。

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スマホゲームはどこで遊ぶか
世の中の様々な事柄についてのアンケートを行い、ランキング形式で発表するサイト「勝手にランキング」。
この勝手にランキングが行った、スマホゲームに関する調査について、
「あなたはどこでゲームアプリをプレイしますか?」という質問には、6割以上の人が自宅と回答しています。
http://katte2q.com/story/7462/

スマホゲームの大きなメリットが、持ち運びが出来る携帯端末で遊べる点です。
日本は通勤や通学で電車を利用している人が多く、そのちょっとした待ち時間でゲームをプレイ出来るという点が、
スマホゲームが普及した要因の一つと言われています。
実際、電車やバスと答えた人の割合は25%程度ありますが、
それ以上に、自宅で遊ぶと答えた人が圧倒的に多かったのは意外でした。

スマホゲームは、短時間で手軽に遊べるゲームが主流ですが、
最近は腰を据えてじっくりプレイするタイプの作品も増えており、それがこうしたデータにも表れているのかもしれません。

逆に言うと、自宅でゲームをする人がこれだけ多いということは、
日本で家庭用ゲーム(据え置き機)が売れる土壌はまだなくなっていないと感じます。
仕事が忙しくて自宅でゲームを遊ぶ時間がない、という人ばかりなら、家庭用ゲーム市場の縮小は避けられないですが、
自宅でゲームを遊ぶ習慣が残っているならば、今後の発展も不可能ではないでしょう。

確かに、無料で遊べるスマホゲームと違い、家庭用ゲームはハードやソフトの購入が必要というハードルがあります。
しかし、メーカーが魅力的なソフトを作ることで、家庭用ゲームに興味を持つユーザーを増やしていければ、
市場を盛り上げていくことも出来るのではないでしょうか。

HD振動のヒミツ
任天堂公式HPにて、Switchのコントローラ(Joy-Con)に搭載されている機能「HD振動」の仕組みが解説されています。
https://topics.nintendo.co.jp/c/article/73d9531a-6bbe-11e7-8cda-063b7ac45a6d.html

現在、多くのゲームコントローラには振動機能が備わっており、
ゲームキャラクターがダメージを受けた時などにコントローラが振動することで、臨場感を増す効果があります。
一方、Joy-ConのHD振動は、他ハードのコントローラよりも更に繊細な動きを実現しています。
Switchソフトの1-2-Switchは、HD振動の魅力を最大限に感じられるタイトルです。

Joy-Conには、非常に細かな振動を発生させる「リニア振動モーター」という装置が内蔵されており、
この装置がHD振動を生み出しているとのことです。
筆者は今回、HD振動の仕組みを初めて知ったので、非常に興味深かったです。

Switchは、据え置き機と携帯機の両方で使える点ばかりが注目されがちですが、
このHD振動機能も、それに負けないぐらいの大きな特徴だと思います。
1-2-Switchのように、HD振動を活かしたタイトルがもっと発売されるようになれば、
Switch市場は更に盛り上がるのではないでしょうか。

2017年第32週 週間販売ランキング
2017年7月31日~8月6日(メディアクリエイト調べ)
http://www.4gamer.net/games/117/G011794/20170809059/

今週も、ドラクエ11がワンツーフイニッシュを決めています。
3DS版が約30万本、PS4版が約20万本、合計で50万本を販売しており、累計販売本数は260万本となりました。
歴代のドラクエシリーズの売上げを踏まえると、概ね300万本以上が合格ラインだと思いますが、
このペースだと、近い内にクリアすることは確実です。
初代の発売から30年以上が経ちましたが、ドラクエ人気は未だ健在と言えるでしょう。

3位はスプラトゥーン2。
相変わらずSwitch本体は品薄続きですが、そんな状況でも7万本以上販売しているのはすごいことです。
累計販売本数は約80万本を超えており、そう遠くない内に、Switch初のミリオンタイトルが誕生することになりそうです。



Vita 4773

今週は、Vitaソフトはマインクラフトしかランクインしていませんが、相変わらず本体は4000台の壁を割っていないです。
Switchはスプラトゥーン2、3DS&PS4はドラクエ効果で大きく盛り上がっていますが、
Vitaにも本体を牽引するようなビッグタイトルが発売されないものでしょうかねぇ…。

Switchの発売前と現在
任天堂が3月3日に発売したSwitchは、発売直後から品薄続きで、5ヶ月以上経った現在でも解消されていません。
正直なところ、発売前はこれだけ人気になるとは思っていませんでした。

以前に当ブログでも記述しましたが、Switchの予約開始日である1月21日、
筆者は朝から用事があったため、夜になってようやくゲームショップに行けたのですが、
あっさり予約出来て拍子抜けした、ということがありました。
お店の人に話を聞いた感じでは、その後も1~2日ぐらいは予約可能だったようです。
現在の品薄具合からすると、2~3日もの間、予約に余裕があったというのは考えられません。
つまり、Switchは発売前はあまり期待されていなかったのに、発売後にその魅力が広まり人気が出たということです。

最初にSwitch本体を牽引したのは、本体と同日に発売された、ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド (以下BOW)でした。
シリーズ初となるオープンワールドで繰り広げられるゼルダBOWは、
ゼルダシリーズのみならず、歴代のゲーム業界でもトップクラスの完成度に仕上がっていました。
その評判の良さから、初期のSwitch市場を大いに盛り上げました。

その次にSwitchを牽引したのは、5月29日に発売されたマリオカート8デラックス(以下DX)です。
マリカシリーズは、複数人が集まって楽しめるパーティーゲームとして最適です。
一人用のゼルダBOWでまずコアなユーザーを取り込み、続くマリカ8DXでライトユーザーへアピールするという、
任天堂の戦略が上手くはまったと言えるでしょう。

実際のところ、ゼルダBOWはWiiU版も発売されていますし、マリカ8DXもWiiUで発売されたマリオカート8の移植+α版です。
ということは、Switchを持っていなくても、ほぼ同じゲームはWiiUで遊べるということであり、
そんなゼルダBOWとマリカ8DXが、Switch本体を大きく牽引しているというのは、中々興味深いです。
おそらく、WiiUがあまり売れていなかったため、ゼルダBOWもマリカ8DXも、
実質的にはSwitch専用タイトルのようになっていたのかもしれません。

そして、7月21に発売されたスプラトゥーン2で、Switch市場は最高潮に達しました。
前作のスプラトゥーンは、普及していないWiiUで発売されたにも関わらず、累計約150万本という大ヒットを記録しています。
それ故に、続編となるスプラトゥーン2の前評判は極めて高く、Switch初期の最大のタイトルになると予想されていました。
その期待に応えるかのように、スプラトゥーン2は発売初週から67万本という好スタートを切っており、
同週のSwitch本体は10万台近くを販売しています。

こうして見ると、Switchは発売からこれまで、短いスパンで次々と有力タイトルが投入されていることがわかります。
それが現在のSwitchの人気に繋がっていることは間違いありません。

このように、新ハードの発売初期からハードを牽引出来るのは、任天堂ぐらいのものです。
サードパーティーが、新ハードの発売1年目からビッグタイトルを出すのは難しいですし、
かといって自社ソフトの弱いソニー(及びマイクロソフト)では、自らハードを盛り上げるのは不可能に近いです。
自社ソフトの力でハードを普及させられるという点が、任天堂の強みでしょう。

ちなみに、10月27日にはマリオシリーズの最新作、スーパーマリオオデッセイの発売が予定されています。
マリオオデッセイの発売で、Switch市場は更に盛り上がっていくのではないでしょうか。

ドラクエ11 出荷+DLが300万本を突破
スクウェア・エニックスは、7月29日に発売したドラクエ11について、
出荷本数とダウンロード数を合わせて300万本を突破したことを発表しました。
http://www.jp.square-enix.com/company/ja/news/2017/html/b0aaf83e34f8f72d718eeeefca96ca04.html

出荷数とダウンロード数を一緒にすることには違和感がありますが、
日本のゲーム業界には返品制度がないため、メーカーにとって出荷数は販売数と同義なので、
こうした発表も有りなのかもしれません。
何にせよ、ドラクエ11は発売初週から200万本以上を販売する好スタートを切っているので、
実売での300万本達成もそう遠くはないでしょう。

家庭用ゲーム市場の縮小が続いている中で、ドラクエ11がこれだけ成功出来たのは、
3DSとPS4の2バージョンを発売したことが上手くいったからと考えられます。

3DS版は、スーパーファミコン時代を思わせる2Dのドット画が特徴です。
筆者のようなファミコン時代からのドラクエファンにとって、このグラフィックは非常に懐かしく感じられます。
世の中のゲームの大半が3Dになり、グラフィックも大幅に進化している状況で、
こんな古臭い表現が許される(むしろ好意的に受け止められている)というのは、ドラクエならではの現象だと思います。
また、携帯機故に、どこでも気軽に遊べるという点も魅力的です。

そしてPS4版は、PS4の性能を活かしたハイエンドなグラフィックが売りです。
その美しさは歴代のドラクエシリーズでも最高峰であり、とても3DS版と同じゲームとは思えない程です。

つまり、ドラクエ11は3DSとPS4の2つのハードで発売したことで、
昔からのユーザーと、最新のゲームに慣れ親しんでいるユーザーの、両方からの支持を集められたということです。
おそらく、3DSの独占だった場合では、初週販売本数は200万本に届いていなかった気がしますし、
かといってPS4だけでもダメだったでしょう。
多くのユーザーの声に応えたからこそ、ドラクエ11はこれだけの売上げを記録出来たのだと思います。

まあ、スクウェア・エニックスとしては、実質的にソフトを2本分開発しているわけで、
そのコストなどを踏まえれば、単純な売上げ数だけ見て喜ぶのは問題です。
とはいえ、ドラクエブランドをより強固に出来たことの意味は大きいです。

ドラクエ11効果で、3DSやPS4市場が盛り上がっていけば、ゲーム市場の状況も改善されていくのではないでしょうか。

ドラクエ ロト3部作 3DSとPS4で配信
スクウェア・エニックスは、3DS及びPS4向けに、ドラクエ1・2・3をダウンロード配信することを発表しました。
配信日と価格は、1が8月10日で600円、2も同じく8月10日で850円、3は8月末に1500円、となっています。
なお、内容はスマホ版の移植とのことです。
参考:4gamer
http://www.4gamer.net/games/390/G039011/20170806004/

実は家庭用ゲーム市場において、ドラクエの過去作がダウンロード配信されるのは初のことです。
意外に思われるかもしれませんが、バーチャルコンソールやPSアーカイブスでもドラクエが配信されたことはありません。
その理由としては、ドラクエシリーズはリメイクすれば100万本以上売れるので、
スクウェア・エニックスとしては、出来るだけ安売りはしたくないと考えていたようです。

ところで、これまでのドラクエは、最も売れているハードで最新作を発売するというのが通例でした。
しかし、最新作11は3DS版とPS4版の2バージョンを同時発売するという、異例の戦略がとられています。

ドラクエ11のマルチ展開や、これまで行ってなかった過去作のダウンロード配信が始まることからすると、
近年のドラクエは、より多くのユーザーに触れてもらうことを重視するスタンスに変わってきたようです。
家庭用ゲーム市場の縮小の影響で、ドラクエですら、こうした方針転換が必要になったということなのでしょう。
とはいえ、市場の動向に合わせて柔軟に対応出来るからこそ、ドラクエは未だ高い人気を保っていられるのだと思います。

ちなみに、今回の配信で、3DSはドラクエ1~11まで全てが遊べるハードになりました。
また、PSハードでロト3部作が遊べるようになるのは初です。
そういった意味でも、今回1~3が配信されることの価値は非常に大きいと感じます。

歴代 ドラクエ FF 売上げ比較
先月末に発売されたドラゴンクエスト11は、3DS版とPS4版を合わせて、
初週200万本超えという圧倒的な売上げを記録しました。
家庭用ゲーム市場の縮小ぶりを全く感じさせない、ドラクエ人気のすごさには驚かされます。

一方、ドラクエと並んで、日本の2大RPGと言われているファイナルファンタジー(以下FF)は、
最新作の15が累計100万本にも届かない程に、ブランド力が低下しています。
かつてのFF(7)は、PS1をトップハードへ導いた立役者であり、
ゲーム業界を大きく盛り上げたタイトルだったのですが、それが今では見る影もありません。

そこで、歴代のドラクエ&FFの売上げを、発売ハード毎に比較してみることにしました。
なお、オンライン作品は売上げが少なすぎて比較に相応しくないため、除外しています。

※PS2以降のデータはメディアクリエイト集計の累計販売(ドラクエ11のみ初週)データを参照、
 それ以前はメーカー発表の出荷本数を記載しています。

DQFF
ファミコン1150万本152万本
2240万本276万本
3380万本3140万本
4310万本
スーパー
ファミコン
5280万本4144万本
6319万本5245万本
6255万本
PS7410万本7400万本
8364万本
9279万本
PS28331万本10236万本
12225万本
DS/PS39415万本13191万本
3DS/PS411208万本1599万本

ドラクエは、3が爆発的なヒットを記録して以降、毎回ほぼ300万本を超える安定した売上げになっています。
一方のFFは、7を頂点とした綺麗な山なりになっています。
こうして見ると、ドラクエとFFでそれぞれ全く違う推移をしていることがわかります。

FFは7以降、ハイクオリティなムービーを挿入することばかりに拘って、
ゲーム部分がおざなりになっているという印象があります。
そうした開発者の自己満足なやり方が不評を買い、ユーザーに敬遠されるようになってきたと推測されます。

同一ハードでの売上げを比較した場合、PS時代こそドラクエとFFは肉薄していますが、
それ以外はドラクエ >>> FFといった感じで、正直2大RPGと言うのは御幣があるように思います。
とはいえ、FFは日本よりも海外の方が人気が高いのに対し、
ドラクエは日本以外の国は合計でも100万本程度しか売れないので、
世界全体で見れば、売上げはドラクエ <<< FFというのが実情です。

今後ドラクエは、日本での売上げを維持しつつ、海外展開に力を入れていくべきでしょう。
そしてFFは、日本で失墜しているブランド力を再び7の頃まで戻せるように、
開発者の心構えを一新していく必要があるのではないでしょうか。

マリオ 対象年齢10歳以上に?
10月27日に発売が予定されているSwitchソフト、スーパーマリオオデッセイ。
海外メディアGoNintendoによると、マリオオデッセイのアメリカでのレーティングは、
「10+」(10歳以上対象)になっているとのことです。(URL先英語注意)
https://gonintendo.com/stories/286591-super-mario-odyssey-gets-e10-rating

日本のゲーム業界には、CERO(コンピュータエンターテインメントレーティング機構)という組織があります。
CEROは、家庭用ゲーム市場で発売されるソフトの審査を行っており、
個々のゲームの内容=暴力性・ギャンブル性・セクシャル性などに応じて、
対象年齢を「全年齢対象」「12才以上対象」「18才以上のみ」といった具合に区分しています。
このレーティングはパッケージに表記されているので、親が子供にゲームを買い与える際の参考にする事が出来ます。
なお、日本で家庭用ゲームソフトを発売する場合、CEROの審査を受ける事は事実上必須となっています。

CEROと同じように、アメリカでもESRB(Entertainment Software Rating Board)という組織がレーティングを行っています。
これまでのマリオは、外伝的な作品は除くとして、シリーズ本編は「EVERYONE」(全年齢対象)しかありませんでした。
それだけに、マリオオデッセイが初めて10歳以上対象となったのは異例の事態です。

従来のマリオシリーズでは、キノコ王国などのファンタジーな世界を冒険するのが通例でしたが、
マリオオデッセイでは、実際のニューヨークを模したニュードンク・シティというステージがあります。
車が行き交う道路を走り回ったり、高いビルから飛び降りたりするのは、
今までのマリオではなかった描写であり、こうした行為を現実世界で子供が真似するのは非常に危険です。
特に、マリオオデッセイはいくらミスしてもゲームオーバーにならないことが発表されているので、
子供は余計にリスクを感じなくなっていると思われます。
こうした点が加味されて、マリオオデッセイは10歳以上対象になったのではないでしょうか。

まあ、実際のところレーティングはあくまでも目安でしかなく、法律的な制限などはないので、
10歳未満の子供がマリオオデッセイを買ったり遊ぶことは問題ありません。
とはいえ、老若男女問わず誰でも楽しめる作品だったマリオが10歳以上対象になったという、
そのマイナスイメージが売上げに影響を及ぼす可能性は否定出来ません。

現在好調な売上げ推移を見せているSwitchですが、
はたして、マリオオデッセイはSwitch市場を更に盛り上げていけるでしょうか。

2017年第31週 週間販売ランキング
2017年7月24日~7月30日(メディアクリエイト調べ)
http://www.4gamer.net/games/117/G011794/20170802062/

今週1位は、約115万本を販売した、3DS版のドラクエ11。
2位は95万本を販売したPS4版で、両機種合計で210万本という最高のスタートを切りました。
初週で200万本を超えた作品は、2010年9月18日発売のポケモンブラック/ホワイト(初週255万本)以来、約7年ぶりです。
つまりドラクエ11は、スマホゲームの台頭で家庭用ゲーム市場が縮小するようになって以降、
初めての初週200万本タイトルになったということです。
ドラクエ程の人気作にとっては、家庭用ゲーム市場の縮小なんて全く影響がないのかもしれません。

3位はスプラトゥーン2。
相変わらずSwitchは品薄続きですが、そんな状況で2週目に10万本以上売るというのはすごいことです。
現在、Switch本体の累計販売台数が128万台で、スプラトゥーン2が75万本なので、装着率は何と6割近いです。
スプラトゥーン2は販売本数的にはドラクエには及ばないものの、ユーザーの熱狂具合では負けていないと感じます。



Vita 4967

ドラクエ効果で3DSとPS4の売上げが激増し、イカによってSwitch本体の品薄具合が加速している中で、
何故か関係ないVitaがこっそりと売上げを伸ばしています。
ひょっとして、売上げが微妙に増えているのは、PS4版ドラクエ11をVitaでリモートプレイするためでしょうか。
ドラクエは、Vita本体すらも牽引しているのかもしれ…ませ…ん?



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